四国へ その一 帰ってきたヨッパライ | 964 makes me happy

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試験運転中

 四泊五日の日程で四国三県の愛媛・香川・徳島と、別府に行ってきました。
 私にとって、四国は初めての地。
 四国にはどうしても訪れたい場所がありました。
 今回の旅のサブタイトルは「三たび 哀の流刑地へ」と名づけてもいいでしょう。
 私の中の位置づけでは、過去に訪れた佐渡、隠岐旅行の続編だったりします。
  
 さて、今回の旅は自家用車で巡ります。
 四国は車での移動の方が便利だと聞いたからです。
 北の夕暮れ町を出発し、まず向かったのは大分県の佐賀関。
 あの「関アジ・関サバ」の佐賀関です。
 ここから愛媛県伊方町の三崎までフェリーで向かいます。
 乗船時間は70分。
 私が船酔いしないよう、乗船時間が短いルートを選択したのですが、これが裏目に出ました。
 
イメージ 1
 
 今回の旅の間、ずっと旦那がハンドルを握ってくれたのですが、実は私、旦那の運転があまり好きではありません。
 なぜなら、ブレーキのタイミング、コーナリングの加減など、旦那の運転技術は私の好みとは全く異なりまして、最悪、車酔いを起こしてしまうからなのです。
 今回、佐賀関の港までの道のりは、旦那にとって初めてのルートだったせいか、不安な心理状態がそのまま運転にも反映され、とてもたどたどしいものでありました。
 案の定、私は途中から胃の中からモヤモヤし始めて、港に到着した途端、トイレへ直行。
 あぁ、久しぶりに車に酔いました…。
 久しぶりの車酔いになりましたが、大人になっても気持ち悪いものは気持ち悪いものです。
 
イメージ 2
 
 空はこんなにも青いのに、私の胃袋の中は大嵐で、口の中はまるで「ポンジュース」でも飲んだ後のように酸っぱくて、酸っぱくて…。(笑)
 
 伸びた私を見た旦那は、一等席を取ってくれました。
 ありがとよ、旦那。
 乗船中はずっと、畳の部屋で寝ていました。
 ただ、海はとても凪いでいたので、船はほとんど揺れませんでした。
 
イメージ 3
 
 佐賀関のフェリー乗り場の近くで見つけた朱色のバラ。
 とても綺麗だったので、思わず撮ってしまいました。
 
イメージ 4
 
 船はお昼過ぎに到着しました。
 記念すべき四国への第一歩を噛みしめながら踏みたかったのですが、そんな気持ちの余裕はありませんでした。(笑)
 
 さぁ、旅行一日目の宿泊地は道後温泉です。
 車は松山を目指したのですが、途中、道の駅で昼食を取りました。
 伊予灘の景色も素晴らしいですね。
 が、ここは伊方原発のある地です。
 実はこの写真を撮る構図には工夫が要求されました。
 何も考えずにシャッターを切ると、「原発反対」の立て看板がモロに写ってしまうのです。
 
 あんなことがあったのです。「原発」に過敏になる気持ちは分からなくもないです。
 が、こんな風光明媚な場所に「原発反対」の看板を立てる人の神経はちょっと理解できませんでした。
 おそらく「赤い」人たちの仕事なのでしょうが、彼らが縄文人と同じ生活をしてるのなら、彼らの主張を受け入れてもいいでしょうけど、それはあり得ないでしょうからね。(笑)
 仮に伊方原発に何かあったら、北の夕暮れ町は確実に影響を受けるようですよ。
 
 旅の出だしは多少、不安が付きまとうようなアクシデントもありましたが、そうです、旅は始まったばかりなのです。