沖縄・石垣島への旅 最終章 | 964 makes me happy

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 【滞在5日目】
 なんの予定も立てずに4泊5日も石垣島で何をするんだろう?と多少の不安があったものの、振り返ってみれば非常に充実した日々だった。
 ホテルを出発する時にはホテルマン・ウーマン全員が見送りに出てきてくれた。
 2年後には新空港が開港するという。
 そうなると、空港からホテルまでの距離が近くなるので、もしかすると人の流れが変わって、伊原間地区の様子が変わるかもしれない。
 「またお越しくださいね!」
 「はい、今度は太陽がまぶしい季節にお邪魔したいです!お世話になりました!」
 そう言ってホテルを後にする。
 ここのスタッフは皆、お客さんとの触れ合いを大事にしたいと、大きなリゾートホテルから移ってきた人ばかりだという。
 そのことは彼らの一生懸命な姿で十分確認できる。
 「また石垣島に来よう!」と旦那も非常に満足げだった。
 
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 【沖縄一のリゾートホテルへ】
 旅の後半は沖縄本島の北中部に位置する恩納村にあるリゾートホテルでの2泊だ。
 送迎の車はレクサスの最高級モデルだ。
 気分はセレブ様だ。
 しかも送迎担当のホテルマンはイケメンときた。
 予約確定時にHP等でホテルの施設等は確認していたが、かなり気合の入ったホテルのようだ。
 
 空港から約1時間ほどで到着。
 フロントからしてあまりに高級すぎるしつらえにカメラに収めることを忘れて部屋へと向かう。
 ここのホテルも全室離れになっている。
 
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 部屋への入り口。
 まるで別荘のようだ
 
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 ホテルの敷地内の様子。
 結構広いので、カートで移動する人もいる。
 ルームサービスを使えば、他の宿泊客と合わずに済むので、もしかすると有名人あたりのお忍び旅行に使われているかもしれない。
 
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 全室すべてにプライベートプールを備えている。
 一応、水着を持ってきてはいたが、プールに入るには気温が低すぎたので、今回は眺めるだけに留まった。
 
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 お風呂からも風景が眺められる設計になっている。
 風呂にはジャグジーの機能も付いていた。 
 
 すべてに於いて高級尽くしのホテル。
 当然、宿泊料金もそれなりにするが、それに見合った高級な時間と空間を提供してくれた。
 写真はないが、料理もおいしかった。
 それまで沖縄のホテルは景色はいいけれど、料理がいまいちという評判があったそうで、それを払しょくすべく、毎日、築地で仕入れた食材を空輸しているとのことだった。
 つまり、沖縄にいながらにして東京のホテルと同じ味が楽しめるということだ。
 
 お互い「やせてて可愛い女の子、檀れいみたいな女の子と来たかった」「福山雅治のような男前と泊まりたい」とぼやくものの、現実は、現実だ…。
 
 いよいよ夢のような沖縄旅行もエンディングが近づいてきた。
 那覇空港に着き、沖縄到着初日に免税店で買ったお酒を受け取りに行く。
 置物の要素も兼ねた洋酒はやたらと箱がデカイ。
 周囲の目がそのデカイ箱に注がれる。
 お酒なので貨物に預けることもできないので、ずっと旦那が抱えていた。
 
 宮崎空港に到着。
 駅には北の夕暮れ町行きの特急が停まっている。
 だが、我々は思いもよらぬアクシデントにより自家用車で空港に来ていたことを思い出した。
 
 夢から覚めた瞬間だった…。