こんにちは!狎鴎亭モウリム医院自毛植毛センター
イ・ジェミン院長です!
今日はFUT法で自毛植毛をされた患者様の後頭部の状態を注意深く観察してみる時間を持ってみましょう!
一先ず、ヘアライン矯正手術の経過がどうなったのかから
一度見ますね…
元々患者様がお持ちだった毛流は典型的なCタイプの毛流です。
噴水から水が出るように髪の毛が逆方向にボコボコわき出る形...
いつも申し上げておりますが、このような毛流が後で植えたときにとてもきれいに結果が出てくるということ! それで私はかなり好きだということ!
このように逆方向に出るものを置いてカウリックという方もいますが、そうではありませんね。
まずは、手術がどうなったか一度見ると、
デザイン(左)、手術直後(右)
こんな風に…
基本的に額ももう少し狭くなってほしいとご希望で、特に前髪ラインの凹凸が嫌だということでした。
私の目には自然で見栄えが良く見えますが…患者様が嫌いならば、矯正をしなければなりませんね!
絶対に何が良い、悪いと言うことは言い切れません。
ヘアラインさえも、一部の人は本当に揃った直線ラインを持っていたりするのに対し、一部の人は本当に凸凹に不規則なラインを持っていますので。
こういう風にも自然なものだし、あんな風にも自然なものだし…結局ヘアラインの真っ先の処理を滑らかに上手くするだけで大きなデザインは患者様の好みを反映して適切に調整すれば良いのです。
今回の患者様の場合にはとても若干のV字型の傾きが入っている、全体的に小さな屈曲がありながら比較的端正なラインにデザインさせていただきました。
1ヶ月目の写真を見ると、すでにかなり抜けているのが見えます。
3ヶ月経過した写真の方がむしろ良くなっているように見えますね?
みんなこうやって暗黒期を経験する時期、程度が異なります。
この患者様の場合、すでに1ヶ月前にかなり多くの毛髪が抜けた、暗黒期が最もひどくきてたように見え、その程度も50%前後であまりひどくない暗黒期を経験されたようですね。
それで3ヶ月ですでに新しい髪が結構成長しているのです。
注目すべき部分は、他の部分に比べて特に毛髪の割れる部分、
暗黒期がよりひどく来ているのが見えるということです。
その理由は以前に一度投稿したことがありますよね。
上記の投稿にて!
さて、それでは1年が過ぎた時点、経過を一度見てみましょうか?
手術前(左)、手術後1年経過(右)
この投稿で使用されている症例写真は、わたくしから直接手術を
受けられた患者様たちの写真であり、写真使用に関する同意を得た上使用しております。これらを無断利用、スクリーンショット及び配布する場合刑事処罰を受ける可能性があります。全ての症例写真は完全に同一な条件下撮影された写真であることを明らかにします。写真に対する別の操作は全くなく、患者様からの同意を頂いた程度によりモザイクの範囲には差があります。自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常、生着率低下などがあります。
患者様たちの毛髪及び皮膚状態により密度感や結果は異なる場合があります。
とても滑らかによく育ちました。
定着率もほぼ100%に近くよく出てくれ、患者様も満足度100%ということでリタッチが不要とおっしゃい卒業されました(?)
デザインをする時は、真ん中でちょっとV字になるのではないかと思ったのですが、そのくらいの傾きがあるのが男のヘアラインとしては見た目が良さそうな気はします。
デザインからあまり一直線の形だと後で結果物を見た時はちょっと丸い形、額の真ん中がアーチ型に上がるような感じで出てきますので。
手術後1年経過
自然なスタイリング姿も一度見ると…いい感じですね。
誰も手術したことが分からないと、あまりにも自然にうまくいったと満足される様子を伺い、私もとても嬉しかったです。
患者様のご満足が私の最大の喜びです。
それでは、後頭部の経過を一度見てみましょう!
手術翌日
まず、手術直後です。
一直の形でメス後が入っていて、ご覧のとおりナイロンという表面がなめらかな溶けない糸で、細かく縫われています。
本院は基本的に二重縫合をしますが、
まずバイクリルという、時間が経つと自然に溶けてなくなる糸で肌の深部を丈夫に縫合してあげた後、表面はナイロンという溶けない糸で縫合することになります。
なぜ2つの異なる糸を使うのでしょう?
当然、深部を縫合した糸は後で抜糸の過程を進めることができないため、自然に消えてもらう必要があります。
それでバイクリルという糸を使うのですが、
そうなると、表面を縫合するときもバイクリルで縫合すれ抜糸のために病院に来る必要もなく、楽ではないか? と思われるかもしれませんが、
それは良くありません。
なぜなら、まず糸が肌の中でも溶けて消えるのに数ヶ月かかるだけでなく、それよりもっと大事な理由は!
表面を縫合するナイロンは滑らかな表面を持っており、縫合穴の間で、ナイロンの間にばい菌が繁殖したりする機会がないのに対し、バイクリルはヤーン糸のようにできているので…そのふわふわないとの間でばい菌が浸透、繁殖する可能性もあるのですね。
どうやら肌の表面は外部にオープンされてる部分なので…糸に乗ってばい菌が入ることのないように、なめらかな糸を利用して縫合をするようになります!
手術後10日経過
抜糸の時の様子です。
一応糸は消えたが、まだ切断面は目で見たとき見えます。
あ、何か傷があったんだ、手術をしているな、と分かるほどでしょう。
普通これよりもひどく傷がついている人もいてマシな人もいますが…平均的にこの程度の経過を見せます。
手術後1ヶ月経過
1ヶ月経過状態の様子です。
ええーーー
まだ赤い線がありますね?
やはりメスを入れる事が簡単なことではないので…赤みが簡単に消えませんね。
実際、この赤い線も人によって消える経過が千差万別に異なります。
ある方々はがちで約2週間、抜糸に来られるときすでに赤みが本当に全然なくなって非常にきれいに肌色に変わっている場合もあります。
こちらの方の場合、1ヶ月が過ぎたにもまだ赤みが残ってはおりますね。
さて、それでは…この赤みはいつ頃消えるのか、後でどうなるのでしょう?!
手術後1年経過
1年経過の写真です。
赤みが完全に消えて、もう細くなっている傷跡…以前に手術をしたな、ということをようやく探せるほどだけの痕跡が残っている状態になりましたね。
3ヶ月経過は後頭部の写真を撮っていなかったので確認ができませんが、一般的に約3ヶ月程度が過ぎるといくら赤みがあった人でも大抵肌色に戻ります。
上記の患者様の場合、6ヶ月目のの経過写真からほぼ正常に見えました。
切開後に持続する不快感、後頭部の感覚異常について悩んでいる方も多いのですが、私の経験上約95%以上の患者様の方々、6ヶ月経過の時、どうされているか伺ってみると皆様「平気です。手術をしたという事実を忘れて過ごしてます。」とお答えをいただいたりします!
頭皮の弾力さえ適切であれば、ほとんどこのように無難に回復するので、FUT法についてあまり心配する必要はないと思います。
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