こんにちは!韓国狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センターイ・ジェミン院長です!

 

「ヘアラインの真ん中が透けて見えるんです。植えたいです!」

 

ここ!!

(絵をあまりに適当に描くとご意見いただきタブレットを購入しました!!にっこり

 

ヘアラインの矯正をしに来られる女性患者様の中で、本当に多くの方々が

この部分について必ず言及されています。

分け目を左にしても右にしても同じですが、
ヘアラインの真ん中が透けて見える、これは男女を問わず定番の不満事項ですが、

(しかも自分さえも…幼い頃どうしてヘアラインの真ん中が急に山の形のように

透けて見えるのかについて凄く悩んでいました。)

​なぜ、みんなこのような透けて見える経験をするのでしょうか?

もしかして…その部分だけ毛髪の密度が低いから?…とみんな思ったりします。照れあせる

透けて見える=髪の密度が低い、隙間が多い。

透けて見えるので髪の数が少ないのだろうし、足りない分だけもっと植えれば

透けて見えるのが解決できるとお考えになる場合があるのですね。

​しかし、ほとんどの場合は問題がありません。

​特に女性の場合はなおさら問題がありません。

なぜなのか?女性の場合、一般的にヘアラインは抜け毛の進行すらしないためです!

このような場合、私が患者様の方々に何と申し上げるかとすれば、

「そこが透けて見えるのは、毛髪の本数が足りないからではないです。

おそらく患者様が全体坊主にすると、その部分の密度が他の部分と比べて

ちっとも落ちていないことが確認できると思います。」

と申し上げております。

えっ、それでは一体なぜ、多くの人がヘアラインの真ん中が透けて見えることに

ついて話しているのでしょうか?

その理由は、我々が自毛植毛をする時、M字部分は3cm、5cmを埋めても

なんとか大丈夫だと思いながら、ヘアラインの真ん中部分だけは

2cm以上は下げないようにする理由とも一脈相通じるのですが、

真正面から見た時、自然に透けて見える部分だからです。

 

AからBまで毛髪が連続的に生えているなら、どうしても毛髪がたくさん重なるB部分は濃く見えるしかない!

(やっぱりタブレットで描くと何かもっといい感じですね! 字を書くのも楽だし...)


一般的にヘアスタイリングをすると、中央を基準に左に分け目を作っても、

右に分け目を作っても、とにかく髪は両側に流れるものですが、

この髪が横へ流れながら重なればなるほど、その部分は密度がより高くなり

隠られいるように見えるのです。(まるで上の絵のB部分のように)

一方、髪が両側に割れる真ん中の部分の場合、

いくら髪が伸びても重なる髪の毛の数は少ないです。(まるで上の絵のA部分のように)

このような理由で、ほとんどの脱毛症ではない方だとしても、

ヘアラインの真ん中の部分が他のところに比べて透けて見えると

感じてしまうものでして、そのような場合必ずしも矯正が必要なわけではありません。

むしろ欲張って無理に矯正をすると、

植える前より悪くなる結果を得ることもあります。

 

 

こちら投稿の最後に、他の病院でつむじの植毛をするのに適していない患者に

無理につむじの植毛を行い、さらに悪くなった場合について言及しましたね?

「あの患者だけ運がなかっただろう。あの患者を担当した院長が

実力が足りなくてそうなったんだ」と思う問題では絶対にありません。

(手術をしてはいけないケースに対して手術をするかしないかを決めるのも

実力ではありますが…)

明らかに手術をすれば満足度が落ちるケースがあるわけで、

実力のある人が植えたら、植えるほど常に良くなる結果が

得られるわけでも絶対にないし…

​過度な欲がかえって悪い結果を招く恐れがあるという事実、肝に銘じましょう!

 

 

次のケースは、ヘアラインの真ん中が透けて見えることについて

おっしゃっていた方ですが、このような場合どのように改善できるかについて

一度調べてみたいと思います。

 

手術前

 

手術前の様子です。

​患者様のおっしゃる通り、真ん中の部分が少し透けて見える感じがしますね。

しかし、これは先ほどずっとお話ししたように、毛髪のスタイリングによって

現れる結果であり、毛量が不足して脱毛症が進行しているからではありません。

 

デザイン(左)、手術直後(右)

 

真ん中の部分を含めてヘアラインをもう少し下げてあげることにしました。

この時、髪の方向はもう少し横向きになるようにデザインし、植えました。

 

 

基本的にもAタイプとBタイプの中間くらいの毛流をお持ちのようですが、 

 

現在Aのような形で毛髪が生えている状況ですが、

この時ヘアラインを全体的に下げながらBのように植えてあげると、

青色の矢印の方向、つまり、ヘアラインの毛髪がもう少し横になって

生えてくるようになり、そうすると重なって見える効果がより

高まるよう改善させることができます。

正直、既存の髪の流れをそのまま繋げてあげたので、

僕が大した技巧を弄した訳ではないんですが…にっこりあせる

また、もともと自然なヘアラインと言えば基本的にバラバラに生える感じが

あるものですが、丁度こちらの患者様の場合は真ん中の部分が少し凹む形の

バラバラ感があった状況でしたよね?

これを無難に矯正してあげるだけでも、かなり良くなるのです!

まあ、そういう風にやってみました。

 

手術翌日(左)、手術後10日経過(右)

 

手術の翌日···かさぶた少しできることがあり···10日ほど経つとかさぶた、

赤みはすべて消えて無難に見える状態になりますね。

では、直ぐに6ヶ月経過へジャンプ!

 

 

透けて見えるとおっしゃった部分がかなり矯正されていますね?


丁度分け目が割れる部分がすっぽり凹んでいたのを、

比較的平らに矯正することでひどく透けて見える部分をちょっと抑えてあげました。

6ヶ月目なのにもう見栄えが良いので、おそらく9ヶ月、12ヶ月になると、

はるかに見栄えが良くなるでしょう。照れ

髪が長くなるほど、毛髪が重なっていって豊かで自然に見えるようになるからです!

 

手術前(左)、手術後6ヶ月経過(右)

 

さりげなくスタイリングをしている姿で比較してみました。

透けて見える感じがはるかに減りましたよね?

M字の部位も確実に改善されましたね。

髪の太さも丁度いいので、より見栄えがよくなったと思います。照れ

患者様も大満足されている状態!

 

 

後頭部の傷の方も一度ご覧いただきながらお締めさせていただきたいと思います!

6ヶ月目だと赤みが遅く消える方の場合、

まだ赤い実線が一つ残っているようにも見えますが、


絶対に最後まで赤い線が残る場合はありません。

時間が経つと完全に肌色、あるいは肌色より少し明るい色にまで回復するので、

赤みが少し長引いても心配される必要は全くありません。にっこり

 

 

LINEでのオンライン・カウンセリングや

手術に関するお問い合わせは下記まで!

右矢印LINE ID : mowoolim