こんにちは!韓国狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センターです。

 

今日はデザイン、手術直後の不規則性と最終的な結果の違いについて

ご説明したいと思います。

普通、患者様はご本人の望むデザインをある程度決めてから来院されるのですが、

実際に患者様の望む結果を作り出すためには、少しは何か予想とは違うデザインが

描かれたりします。

 

 

 

こちらの投稿でもちょっと言及させていただきましたね。

​例えば、一直線のラインになって欲しいとしても、デザインは曲線になることがあり、

この曲線に沿って植える時も非常に不規則に植えてあげてこそ、

1年後の経過を見ると滑らかで自然な一直線のラインが完成するということです。

​変則的で不規則に植えてこそ自然なラインができるということを裏返して言うと、

手術直後の経過初期に気に入らない不規則さや非対称性があっても、

時間をかけて経過を見れば結局我々が考える自然さの一部になれる、なるだけだーと

理解できるということです。

通常、患者様は手術直後に赤々と短い髪が植えられたデザインの非常に小さな部分まで

非常に敏感に反応されますが、全く気にする必要はありません。

​人は誰でも非対称で、ヘアラインの左右を比較しながら

「左側のここには毛髪2本が前に植えられていて、1本は後ろに植えられているが、

右側には1本が前に植えられていて、2本が後ろに植えられているじゃん、とても気になる」となる方はいませんね。

​普通の人がヘアラインを認識するようになるのは「お前M字が凹んでいる」程度であり、

「お前、M字見たら左側に大きな屈曲が2つ、小さな屈曲が4つ、その小さな屈曲の中で

ここには毛髪が3本ほど下にあり、右側には毛髪が2本ある位置が左側に比べて

4mm上にあるね…」と認識することはないということです。

 

 

例えば私のヘアラインを見ても、大体「ある程度丸いヘアラインを持っているんだな~」という感じで認識するだけで、髪1本1本の屈曲を認識するわけではないのです。


右側の写真をよく見ると、とても不規則で密度もやや低い自然の

ヘアラインを持っていますが、これも拡大して細かく観察する前には

それを認知するのが難しいです。

 

こんな風に…

 

しかし、手術が終わった後、患者様はほぼ2mm、3mmの差まで感知する

驚くべき観察力を持つようになりますが、

​どうせなら左右を正確に合わせた方がいいのですが、結論から言いますと、

ああいう小さな非対称は後で毛髪が伸びてから見ると何の意味もないように見えるほどで、

自然さの一部になるだけだということです。

​特に左右は毛髪の生え方が違うので、同じデザインで正確に同じ位置に植えたとしても、

生える形と密度感は当然違って見えるしかありません。

 

 

ここでBタイプの毛流、正確に左右の毛流が対称に形成されており、

分け目、前つむじの位置も真ん中に位置する場合でなければ、 

どうせ左右の形と密度感を全く同様に合わせることは不可能なので、

これに対しては少し執着を捨てられた方が本人の精神健康に良いです。にっこりあせる

(だからといって左右の額の広さが変わって見えるほど対称を適当に合わせたりすると

いう話ではありません。にっこりあせるあせる大きい枠と傾向性は同じでなければなりません!)


次のケースを見ながら一度調べてみましょう。

 

手術前

 

手術前の様子です。 

無難にM字がすっぽり凹んでいた方ですが、ヘアラインを大きく下げずに

矯正をすることにしてみました。

 

手術直後

 

無難にM字を埋めてあげましたね。

​まず、手術直後に赤みがある点点たちを見ると、波の大きさも左右が大差なく、

似たようによく植えられているようですが、

大きな問題がなさそうだったこちらのケースが···

 

2週間後のコンプレイン内容

 

2週間目の抜糸の経過日の際、ヘアラインの真ん中のすぐ左側が

右側より相対的にもっと凹んで見えるということでした。

患者様はこの部分について6カ月目くらいまで心配されていたのですが、

一体手術直後は大丈夫そうに見えたのが、なぜ手術2週目から

非対称に見えるように変わったのでしょうか?

 

 

このような概念で理解したいただきましたらオッケーです。

最初の手術直後は同じようにきれいに植えたとしても、

時間が経つにつれ、髪が伸びるにつれ密度感と境界線が違って見えるのです。

手術1年目くらいになって髪が長くなると、むしろこのような毛髪の方向に

非常にこだわらなくなりますが、これが1~2cmほどちょっとだけ伸びた時点で

最も整っていなく見えたりします。

特に手術2週目程度では毛髪が1cm未満の長さを持っている時点で、

短い長さの毛髪は重力の影響を大きく受けないため、

植えられた方向に伸びるものですが、

そうなるとよくヘアラインが変わったように見えたりします。

患者様は6ヶ月目くらいまではかなりこの部分に対して

非対称性が目立つのではないかと心配されていましたが、 

果たして1年経った時点で、どのように変わったのでしょうか?

 

手術前(左)、手術後1年経過(右)

この投稿で使用されている症例写真は、わたくしから直接手術を

受けられた患者様たちの写真であり、写真使用に関する同意を得た上使用しております。
これらを無断利用、スクリーンショット及び配布する場合刑事処罰を受ける可能性があります。

全ての症例写真は完全に同一な条件下撮影された写真であることを明らかにします。

写真に対する別の操作は全くなく、患者様からの同意を頂いた程度により

モザイクの範囲には差があります。自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、

くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常、生着率低下などがあります。
患者様たちの毛髪及び皮膚状態により密度感や結果は異なる場合があります。

 

 

とても気になられていたた部分、ヘアライン屈曲の非対称性がほとんど見当たりませんよね。

事実上、このような経過を知らずに見ると、

ほとんど丸いストレートヘアラインに見えるほどです。

手術直後には屈曲もあるようで非対称もあるようでしたが、

結局完成した後の姿は大きな屈曲の差が見えない自然な形になるのですね。

患者様も6ヶ月目までは心配されていましたが、1年経過してからは

「院長から見て問題がないようでしたら、あえてリタッチをしなくてもいいと思う」

とおっしゃるようになりました。

よく見てもあえて大きな非対称に見えないだけでなく、

実は少し非対称があっても自然なヘアラインの味がするのだと思います。
 

 

後頭部の傷の方を一度ご覧いただきながらお締めさせていただきたいと思います!


終わり!

 

 

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