昨日の夜のこと
魁クンと一緒にお風呂に入り、この日バレーボール仲間の親友Rクン&お母さんと4人で一緒に行ったスキーのことや、仲良しRクンと二人でリフトに座りながら話してたことなどの会話をしていた
が…
突然、真面目な声で『地震あったところにお父さんの知ってる人も行ってるの?』って。
災害ボランティアとして。
『うん、もう行ってる人もいるしお父さんの先生の風組の桑さんも行く準備してるみたいだよ。震災の時に宮古で一緒になった山登りする人たちも準備してる。だけど、まだ一般の人たちが行ける状況じゃないから、いま行く人たちはプロの人たちかなー、家を直したり屋根に上ってブルーシートかけたりすることができるとかね。』と答える
『おとーさんも行きたいけど、ちょっと遠いんだよねー』とも
もしかしたら、またボクが家を空けるのでは?と少し心配もしているようだったので付け足しておいた。
昨夏から秋にかけての災害ボラとしての秋田通いの時も、帰ってきてからいろんな話をしていた
水害に遭ってしまった住人さんたちの様子や、ボクがその日にやったこと、遠くから集まってきた一般ボラの人や非番の消防士さん有志のチームやプロボノと呼ばれる災害NPOの人たちのこと
2016年の台風10号の被災地である岩泉の山の中でお会いした人と再会したこと
畳上げのための手鈎が足りないと情報発信したら、お会いしたこともない方がすぐに手配して現地のボランティアセンターに贈ってくれたこと
誰かを想う心の繋がりについて
思い返せば、二人でお風呂に入りながらいろんな話を聞かせていた
そんなこともあって、困っている人たちのために動く人たちがいっぱいいるっていうことを小学生なりにきちんと理解してくれていたらしい
震災の年に生まれ、物心ついてからは岩手で育ち、あのときの悲しみについても学習してきたことだろう
ここ雫石が豪雨災害に遭った2013年の夏に、全国からこの町に多くのボランティアが集まってくれたことも教えたことがある
行ったこともない能登半島のことを想ってくれていた君が、とても誇らしい
いつか君が自ら行動を起こす日を、トーチャンは待っているよ。