夏に豚の生ホルモンを買ってきて作った、キャベツとの味噌炒め

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市販のボイルした豚モツで作るより歯応えも味も美味しいんだけど、気になる点が。



それは…



臭み消しの下処理で塩を使ってモミモミグニグニやって何度も水洗いして作るのに、どうもいつも塩辛さが残ってしまうんです。。



味噌とかの調味料を入れすぎたというより、明らかに塩の味… ( ̄  ̄;)



で、ここ何回かは洗い終えた後にぬるま湯に一時間以上入れておいて《塩抜き》したりしてましたが…



偶然にも、ひと手間かけることで塩を完全に取り除くことができました!



その方法とは…



ヌメヌメを包丁で削ぎ落とすっ!


***トーチャンは仕事のストレス解消のため休日に【下処理が面倒な食材】と戯れることが多いので、めんどくさいことがキライな人には向いてないかもww***



さて。


仕事帰りにスーパーで20%引きだった生ホルモン(平均200gちょい)を3パックゲットしてきました♪



まず、これをボウルに入れます


次に塩を多めに振りかけていきます



こんな感じ。


大さじで5杯くらいかな?



まぁモツの下処理の際、塩はクレンザーみたいなもんと思っていいですw



モツの表面のヌメヌメを塩の結晶でコソギ落とすイメージなので、少ないとヌメヌメが落ちてくれません



ネットのレシピに書いてあるより多めに入れてるかも。



で、これをひたすらグニグニモミモミしていきます


手がモツ臭くなりますが、キッチン洗剤で洗えばOK!



ここまでやったら、何回かぬるま湯で塩とヌメヌメを洗い流します


塩が足りなかったりモミモミが足りなかったりで表面のヌメヌメが落ちきらずに残っていたりしますが、時間がある場合は一旦洗い流してから水を切り、もう一度塩揉みしてもいいと思います



ちなみに今回ぬるま湯を使っているのは、単純にいまが冬で手がかじかんじゃうからw



夏なら水洗いでもいいかも。



たっぷりのぬるま湯で洗ってはトレイに引き上げてお湯を替える、というのを数回繰り返します



で、これでも落ちきらないヌメヌメがあるのですが、ある時これがモツ独特のウ◯コくさい原因だったりすることに気がつきました!



ということで、モツに包丁を直角に当ててスキーのホットワックスをスクレーピングする要領で、ヌメヌメと脂を削ぎ落としていきます



たとえば…


こちらのモツの表面に浮いている、濃いピンク色の薄いゼラチン質のものがニオイの元。



白い脂も太る原因なので、せっかくこの夏に水害ボラでダイエットできたこともあり、できるだけ取り除きます



で、こんな感じに。


上の写真の薄いモツには付いてなかったけど、厚みのある部位には真っ白な脂がいっぱい付いていることが多いです



厚みのあるグニグニの部位のこちら


白いところは脂。



モツは太らないらしいけど、この脂はヤバい部分。



ってことで…


こんな感じに仕上げます



この脂は食べすぎると気持ち悪くなることもあるので、包丁で削ぎ落としたり切ったりして可能な限り取り除いておくと《さっぱり味》に仕上がりますよ♪



この作業をしながら、大きいものは食べやすいサイズにカット!



そして冒頭に書いた《下処理に使った塩分が洗っても残っちゃう》のは、どうやらこのヌメヌメが塩分を含んでしまっているのが原因みたい



この下処理方法で作った味噌炒め(というより味噌煮に近いw)だと塩辛さが全く無くなりました \(^o^)/



それどころか、塩抜きのためにぬるま湯にいれておく時間もかなり短くてOKということに気がつき、料理そのものを作る時間が短くて済む感じ♪



もちろんモツの量が増えれば包丁でこそぎ落とす手間も増えるため、大量に作るのは疲れちゃうかも。



下処理したものを冷凍しても味が落ちないのなら、時間があるときに作り溜めしておくのもいいのかな?



今度、冷凍して実験してみたいと思います♪