仕事帰りの交差点、赤信号で停車していると雨が空から落ちてくるスピードが遅くなってきた
よく見ると、空から落ちてくる雨がさっきより少し大きく、そして白くなった気がする
ふと気温計に目を向けると、1.2℃
雪の季節が戻ってきた
コロナが落ち着いてきたと思ったらウクライナの戦争、そして先日からはガザ地区での戦闘…
《明日》が来るのは、当たり前のことではない
自分に次の冬が来ることもまた、当たり前ではないのだ
ゆっくり舞い降りてくる白い雪たちを見ながら、改めてそのことを想う。
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さて、店の方はというと冬物のファーストオーダー分がほぼ揃ってきて、スノーシューも売れはじめている
今日はフルマークスからHESTRAのグローブが届き、持ち越し分とSWANYのF/O分で展開していた什器を1面から2面展開に広げて見やすいようにディスプレイしなおしてみた
ところで…
ガイドの頃はスポンサーの関係でウェア関係はフェニックスのものを供給していただいて使っていたが、グローブだけはHESTRAが使いやすく自腹で購入して(隠れて)使ったりしていた
退職後も5本指の【OMNI GTX】や春用の【WINDSTOPPER ACTIVE】などを使い続けていたが、昨シーズンに酸ヶ湯のゲストだったUさんがFBに投稿しているのを見て気になって仕入れたのがSWANYの【BOCCO】というミトン
親指以外がまとまっている2本指タイプのミトンだけど、人差し指の横の止水ファスナーを開けると指を外に出せる作りになっている
単体で購入すると4000円以上はしそうなインナーが付いており、指先や手のひらにはグリップを増すためのシリコンプリントが施され、さらにタッチパネルにも対応!
ボーダーにも寒がりなスキーヤーにもオススメしたいモデルだ
さて、昨シーズンの終わりから一番気になっていたのがこちら
甲の生地に《GORE-TEX INFINIUM》を採用し、防風・透湿性に加えて小雨や雪程度なら問題なく使える【SPRING GLOVE】だ
手のひらその他の革にはゴートレザー(山羊革)を採用してあり、HESTRA同様に厚みもしっかりしているのでハードに使えそうだ
指先のステッチは、ヘストラが装着感重視で完全な《外縫い》を採用したモデルが多いのに対し、このモデルの場合は手のひらの革が外側・甲から来ている革は内側へ入っているステッチとなっており、スマートな見た目とダイレクトなグリップ感を両立させている
サイズはUS表示なので《L》なら日本のXL相当
参考までにHESTRAの9号とSWANYのLサイズがほぼ同じ感じだった
ピッタンコで使いたければMでいけるが、薄手のインナーグローブを使う可能性があるし…
しばく悩んで、LサイズをSWANYさんから提供していただきシーズンになったら使うことにした
メーカー公式サイトを見ると手のサイズの測り方やスタッフのレビューが載っているけど、このアドバイスのとおりに選ぶと指先がパッツパツなので使用する時期によっては冷たくなるかも。
製品名は《SPRING GLOVE》ではあるものの、断熱材が入っているため《WINDSTOPPER ACTIVE》よりは寒い時期に使えるモデルでもある
単体で使うピッチリのサイズの春用グローブが欲しいのか、少し寒いときにもインナーと組み合わせて使うことがあるのか、その辺りを考えてサイズを選ぶといいだろう
但し、一言付け加えるとGWの八甲田やそれ以降の鳥海山などでは、この作りだとハイクの時は暑いと思う
言ってみれば《アーリースプリンググローブ》っていう印象で、むしろシーズン中の使用期間が長くなる予感がする
さて、このタグ。
《GORE-TEX》と表記があるものの、防水性能は無いという点に注意。
いわゆる《WINDSTOPPER》と同じで、風避けの性能に加えて汗の抜けが良く運動量が多いシチュエーションに向いた素材
とのこと
そして、リフトから落としたり風で飛ばされたりという紛失リスクへの対策で脱着式のリーシュが付いてくる
別売だと1000円から1500円くらいするものなので、お得感が強い
手のひらはこんな感じで、黒いところもゴートレザーが使われている
手のひら中心部と利き手の指先は、使う度にワックスを塗って手入れしておくと長持ちする
他の部分は、ワックスを指にとって薄く摺り込む感じで手入れすればOK!
さぁ、シーズンインまであと1ヶ月
そろそろスキーにもワックスをかけはじめなくては。
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