本日は覚え書きのための意味も含め、自作土嚢スタンドの製作方法について過去のFBに投稿していたものを紹介します



これは広島豪雨の時に地元の方が作っていたというものを知り、自分で少しアレンジしたものです



さらにパネルに『土いれるのここまで』というラインを引いてもいいかもしれません



厚くしっかりしたプラ段(プラスチック製段ボール)を使うと長持ちしますので、ホームセンターで探してみてください

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90×90cmのプラ段を近所のコメリで買ってきました

土嚢袋の中へ入れた時の寸法を考えて、縦を30cmにして横幅は22cm・そして中間に折り畳んだときのために1cmのマチを入れます

なので上の写真だと、縦横が逆になってるので幅が《縦寸》の30cm、奥行きが《幅とマチ》で91cmとなっています


全ての角っこは、土嚢袋に突っ込むときの邪魔になるので丸くカット




少しでも泥がプラ段の中に入らないように、またカットしたエッヂで怪我をしないように、ゴツいガムテで縁を保護してみました

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これ、かなり有効ですっ!!
泥が詰まると使用後の保管時の衛生的にも良くないため、かならずテープを貼って下さいネ!



折り目の部分も土嚢袋に引っ掛かるのでこのようにカットします




マチの部分はこんな感じにカット




両脇からパタパタと折り畳んで…




はい、これが携帯時のサイズ

22×30cmになります!




横から見たところ

これをスーパーのビニール袋などに入れ、現場へ持っていくザックの中へ忍ばせておきます



土嚢袋にセットする際は…


三角にして土嚢袋に突っ込んで…




『パコンっ!』と軽く叩くと中で四角になる!!



これで完全に自立し、それほど背が高くないので転倒もしないので、ひとりで土嚢づめの作業ができちゃうんです



ポイントはスタンドがペコペコに曲がってしまわぬよう、安くて薄いプラ段は避けて、しっかりした厚みのある素材を使うこと



数回の使用でへたってしまったのではプラゴミになっちゃうだけです



ちなみにこの写真のものは、2016年の台風10号の宮古・岩泉で使ったあと2019年の台風19号、そして2023年秋田豪雨の現場でも使い続けてます



いくつか作って現場に持っていくと、チームの人数が《土嚢袋を支える係》みたいなので無駄に減らないのでお勧めですよ!!