五城目に行くなら連休にしようと希望休を取っていたら、初日がまさかのボラセン休日になりまして…



この日、夏休み中の魁クンとリニューアルオープンした盛岡市動物公園《ZOOMO》へ!



しかし…



駐車場がめちゃくちゃ空いてるなーって思ってら、まさかの休園日ww



夏休み中も容赦なく休むという、《働き方改革》が泣いて喜びそうなやる気のなさ。。



仕方なく県立博物館に転戦し、帰りに魁クンのリクエストで《かっぱ寿司》に寄るも、頼んだものが7~8分に1皿づつしか出てこないため食事にならず、40分ほど経ったところでクレームつけて退店



こんなこと初めてっす。。



せっかく楽しみにしてたのに、動物園もかっぱ寿司も不発だった魁クン



職場近くの別店舗に転戦したら、そこもリニューアル工事のため臨時休業中でして… ( ̄  ̄;)



踏んだり蹴ったりとは、まさにこのこと。。
 


すっかり空腹感も感じなくなっちゃってたけど、なんか可哀想なので職場近くのマックへ!



ファストフード初めてだったらしく、どうにか満足してもらえました (^^)



さて、この日も夜に出発するつもりでいたら以前に一緒に活動した秋田市の消防士KAZさんから『うちに泊まりにおいで』という有難いお言葉をいただき、雫石ライナー第3便は3日の夕方に出発!


高層の雲も浮いているけど、明日の天気はどうにか持ってくれるかな?



夜は近所のお店《万松》さんでピリ辛の《唐人チャンポン》をご馳走になり、その後はあれこれ語り合いながらワンコと戯れ、エアコンの効いたお部屋で熟睡させていただきました



翌朝はKAZさんが手伝いに行ってる田んぼで採れたご飯と手作りベーコンを頂いてエネルギーチャージし、いざ出撃っ!!



ボラセンで受付を済ませ、マッチングを待ちます



午前中のお宅のご依頼は、浸水家具の運び出しです


家の外が袋小路のため、道路に集積してしまいます



床板を剥がしてあったのですが…


釘が残ったままの床板が重ねられていました



これ、回収する方も怪我の危険があるし出入りするボランティアも危険。



2016年の台風災害の時に岩泉・二升石のミノルさんちの倉庫にもこんな床板が重ねられていたなぁ…って思い出しました



さて、家主さんに許可を頂いて床下の様子を撮影


床板は綺麗に剥がされていましたが、残っている家財の移動にはコンパネでも貼らないと踏み外しの危険アリ。



床下を覗いてみると…


泥は束石の途中まで



泥もそれほど深くないので、緊急事態ではなさそう



家主さんにも、目の前の状態がどんな状況であり今後何をすべきかを丁寧に伝える



そして…


こういう物も見逃さない



大引の上に置かれた釘



踏めば最悪《破傷風》で命を落とす可能性だってある



釘を抜くときは、ペットボトル等に抜いた釘を入れていくなど、周囲に釘を落とさない工夫が必要



それは、住人さんのために



そして、後から来る同志たちのために




できたらサーキュレーターを床下に入れて風を通したいが、秋田市の状況を聞くとレンタル希望が殺到しているらしい



家庭用の扇風機でも代用できるので、とにかく風を送る工夫を!




この後、裏手のお宅に転戦し、自宅前の車庫の泥と高圧洗浄機で格闘していたご主人を援護!



一度高圧洗浄機で泥汚れを浮かせ、それをスクレーパーで外へ排出



これを何度か繰り返し、壁の汚れはデッキブラシで擦っては洗浄機で水をかける



だいたい綺麗になったところで午前の部は終了っ!



午後はメンバーが入れ替えあり8名でスタートです



午前の2軒目のお宅の家の前と道路の泥寄せがミッション!!


隣のお宅へ、空き地から移動する




胸の位置に喫水線があった




車庫前から道路全体、そして建物の基礎の脇の泥を綺麗にします(左奥の白い車庫が依頼主さん宅)



さらに、お隣のご夫婦が炎天下で家の外の泥を掻き出していたのでお声掛けし『社協のボランティアだけど、ご覧の人数で来てるから私たちでやりますよ!』と。



で、気がつけば向かいのおばぁちゃんも同じように車庫前の泥出しをひとりで進めていたので、ここにも『任せて♪』ってお声掛け


即席だけどチームワークのいいメンバー構成となり、人数いるからテキパキと進んでいく



側溝の蓋の上の泥も除去して、次の雨の時にきちんと側溝が機能するようにしていく




2016年の台風10号の時に作った土嚢袋スタンド、本日は2個とも大活躍しました \(^o^)/


何が割れちゃったのか、路上にやたらとガラス片が散在している



それを丁寧に集めてゴム手している手で拾ってくれているTさん&Fさんの女子チーム



炎天下での作業は20分やって10分休憩のインターバルで。



これは宮古で会った関西からのボランティア・松本さんに習ったスタイルだ



『喉乾いてなくてもガンガン水分摂ってくださいねーっ!!』『喉かわいたな~って思ったら既にアウトですよーっ!!』と、ニュースアナウンサーの受け売りで熱中症予防!



オシッコの心配して飲まなかったりすると、翌日以降やはり体調がなかなか戻ってこなかったりするんだよねー



そんなこんなで最初から比べると、家の前の通りがかなり綺麗になりました



床剥がしは、まだ最後まで責任もってボランティアでやれるかどうか分からないので、現状では手をつけないで下さいとのこと



だけど自分たちで床剥がしをしているご家庭も何軒もあり、こういうところは家の中を覗かせていただいて出来る限りのアドバイスをして回る



カビのこと、壁の断熱材のこと、床板は洗浄&消毒で再利用できるよってこと、などなど。



そして大引や根太(ねだ)と呼ばれる床板の下にある縦横の木材についても、『役場から消毒用のオスバンもらった』って嬉しそうにしてたおばぁちゃんと話をしたら、希釈の倍率は教えてもらってたもののサーッとやればいいと思ってたりして『ビシャビシャに垂れるくらい噴霧していいっすよ!』って教えたらビックリしてました



こんなの、水害現場で噴霧の経験しないと実際の使い方なんか役場の方も分からないもんね



フォローしてあげることができてよかった



2016年の秋に岩泉・南沢集落で、いま利尻に移住されている山ボード研究会の阿部さんに使い方を習ったとき『え?! そんなにぶっかけるんですか??』ってビックリしたのを思い出す



せっかく乾燥してるところをびしょ濡れになるように噴霧しちゃえって指示だったから。



『消毒液だからいいのいいの』って言われて、『あ、そーか、水じゃなくてバイキン殺す役目だもんな』って納得した



阿部さん、五城目町のお宅が少なくとも一軒救われましたよ!



そして…



床下に風を送るサーキュレーター、住宅密集地だとなかなかNPOのレンタルも数が足りないよなぁ…って思いながらいたんだけど、畳を剥がしてフローリングや床板の表面を綺麗にして大工さんを待ってるお宅が多い



大工さん、いつ来るの? 待ってるうちにカビ生えちゃうよ。。



…手が出せない自分の立場が、とてももどかしい。



せめて、手順などの知識での住人さんのバックアップに努めながら作業に当たりたいと思った1日でした





この日、ボラセンに帰ってくるとかき氷のお振る舞いが!


おぉぉぉぉぉぉーっ❤️





グルグル、してみたかったかも。




見ているだけでも楽しい!




ボクもいただいちゃいました♪




来る度に充実していく資材たち




そして、手鍵も!!



資材担当のスタッフさんも配置されていました!


道路の土などは角スコが役に立つ!




さて、この日は作業を終えた後に同じパーティの男性の案内でVC近くの小倉温泉旅館さんへ


VCでは湯の越温泉を案内しているので、こちらはあまり混んでいません



被災者さんとボランティアには無料開放しており、泉質は少しヌルッとするような《お肌しっとり系》でした



日帰り入浴なのに、しっかり旅館らしい丁寧な応対をしていただき、体だけでなくココロもリフレッシュできました!



帰路はマタギの里を抜ける快走路で!


雫石ライナー第3便、無事に運行終了しました



次便は来週の運行予定ですっ