近所のスーパーで安くなっていたアキアジ(秋鮭)のハラス




時期だよね~♪




ついつい買っちゃいます (特価だしw)





アキアジと言えば…




大学3年の夏、ワンダーフォーゲル部の合宿で十勝川をラフトボートで下っていたときに河原でBBQやっていた親戚グループさんから『おぉぉぉぉぉ~いっ! 肉くってけぇ~っっっ!!』とデカイ声で呼ばれまして…




ボートとかカヌーって、釣りしてる人からすると魚が逃げちゃうので嫌われるんです




酷い奴なんか石を投げてくることもあったし…




過激さが大好きなノダトモさんの本を読んでると、そんな釣り人と大喧嘩になって川に引きずり込んだなんて話も (⬅️カッパかよww)




で、この時はパドリングを止めて『すみませ~ん』と言いながらなるべく離れたところを通りかかった(流れかかった?)ら、珍しく呼ばれたんです、好意的に。




合宿中って《禁酒》だったりゴハンタイム以外の飲み食いが制限されたりといろいろ厳しかったので、リーダー挺に向かって『河原から肉食ってって呼ばれてますがどーしますか~っ?』と小さめに叫んだところ…




『行かないわけねーだろ』とのオコトバww




で、挺を岸に寄せて有り難くジンギスカンをゴチになった思い出があります




で、その仲良し親類チームがそこで何をしていたかというと、遡上してくる鮭をスタンドにセットしたリール竿で釣っていたんです




『ここでは何が釣れるんですか?』



 ⬇️



『ん? アキアジだよ♪ ん~まぁアレだな、鮭とも言う




よく聞いてみると、その時期に川で鮭を釣るのは違法らしく、『アキアジ』というのは釣り人の隠語なんだとかw




八甲田時代に複数の先輩ガイドから『昔は保護植物のリュウキンカを《これはヤチブキだから》って採って食べた』という話を聞いたけど、まさにソレと同じ構図です




で、『土手の上にパトカー見えたらさぁ、そこらの竿みんな倒すから教えてね』ってww




アキアジと聞くと、十勝川の最初の一滴から河口までを踏破したあの合宿が懐かしく思い出されます




それも考えてみれば四半世紀前になるんだなぁ…






さてさて、そんな秋の味覚を連れて帰ってきてどうするかと言えば…




ミルク仕立てのパスタ




鮭、どうしても魚なので生臭さが出ちゃう




トマト仕立てにしても、やはり鼻につく臭いは消しきれない




で、最近は子供達が飲む牛乳を少しもらってミルク仕立てにしてパスタを作ってます




まずはバターでジュージュー♪


ハラスは脂が結構はねるので、蓋は必携!




軽く塩コショウで味付けしておきます




バジルなんかも振りかけちゃいましょう❤️




焼き上がったらお皿に取って、肉をほぐしていきます


ん~い香りぢゃ💕




夕飯に使ってもらっても余りそうなので、一本は丸ごといただいちゃいました




さて、こんな感じになりました


まぁ、菜箸でほぐせる程度でOKです




剥がした皮は再びフライパンでカリッと焼いてモグモグ…




次にキャベツをちぎって鍋の中へ


パスタを茹でるお湯を沸かしながら、ついでにキャベツにも火を通しちゃいます





パスタを茹で始める頃に、引き上げたキャベツと先程のアキアジ、さらに牛乳を100ccほどフライパンに入れて弱火で温めます




味付けは塩と黒胡椒で。




茹で上がったパスタを湯切りしてフライパンの中身と馴染ませたら盛り付けっ♪


じゃ~ん♪




だめ押しで黒胡椒をミルでガリガリと振りかけたら『いっただっきまぁ~すっっっ』





いや~、美味いっす💕




仄かなバター (⬅️これも特価品だったw) の香りと牛乳の風味が鮭の生臭さを見事に消してくれています




それでいて強引さが全くない




牛乳と胡椒・牛乳とキャベツの相性も、それぞれがいい感じ




《友達の友達はみな友達だ》みたいな? ←古いかww




めちゃくちゃ自画自賛だけど、やはり季節の旬のものを美味しくいただくって大切だと思うんですね




切り身として捌いたあとの半端な部分の特売品なんかでも、とても美味しく作れます




ぜひぜひ、お試しあれ♪






#アキアジの牛乳仕立てパスタ #秋鮭の牛乳仕立てパスタ #アキアジ