ツーリングマップルには《展望のないダート》としてチロッと書かれているだけの柴倉林道




場所は田沢湖の南にあり、R46と田沢湖の外周道路とを峠越えして繋いでいる


⬆️ この《柴倉峠》を越えてるんだけど、Yahoo!Mapに道が表示されぬ。。




ってゆーか、この縮尺で表示される柴倉峠ってすごいよね??




あ、さてさて。




モンダイの箇所を拡大してみると…


R46沿いの《門脇木材》さんが入り口




道は、ありまーすっ! (あのお姉さんの真似で。)




更に拡大すると…


ほら❤️




入り口は完全に木材屋さんの一角なので、その奥に林道が延びているようには見えないかも




しかも道路はハイスピードで流れてるので、急ブレーキは禁物!




あらかじめナビなどでポイントを入れておいた方が無難っす




ちなみに、門脇木材さんはかなり大きいので気を付けて走っていれば見落とすことはない! 




…はず。。




さて、その門脇木材さんからトコトコと進んでいくと、すぐに道は秋田杉の植林地帯を進むダートに


道路脇には…




林道標識が♪ 


よくある白地に緑の木のマークではない、お手製看板のように見える




この一帯はきちんと手入れされた秋田杉の森


やっぱり下枝をきちんと刈り払われている森は見映えがする





適度に間引かれているので、杉の森なのに明るいのも特徴的だ




道は徐々にブッシュがうるさくなるが、ボディをギーギー擦られるほどではなく、川に沿って延びていく


時々、釣り人らしきクルマも…




さて、ここのポイントは前回大失敗して直進しちゃったところ


ナビではヘアピンターンなのに、目の前に切り開いたばかりの道があって進んじゃったんだよな~



路面を段差20cmくらいの排水溝が横切っていたり、ドロドロなのに傾斜が尋常じゃなくなってきて…




ちょっと先にトラック停まってるしって思いながら進んだら、キャタピラーついた作業車だったw




そこまで行けちゃうジムニーってのも困ったもんだww




さてさて。



今回はあれから数年経っており、ヘアピンの奥へ続く道はブッシュに軽く飲まれつつあるので間違う心配はなし!




ちなみにカーナビ画面の写真で手前にあった分岐もキッチリとブッシュに飲まれており、余程のことがない限りは間違うことはない




というか間違えられない




で。




前置きが長くなったけど、このヘアピン地点で川を渡ってからが本番っ!


橋を渡ってすぐのところに崖のマークがあるが、それが下の写真の場所





まさに、壁。




ここは落石多発地帯で、路面にも最近になって崩落した石、っていうか岩を片付けた跡が…




しかも右手も結構ストンと落ちてるので、さっさと通りすぎておかないとヤバい。。




長居無用!




さて、クネクネ区間の中間部に差し掛かると、ちょっと開けた場所が…


作業用の機械の転回にでも使う場所だろうか




周りを見ると山葡萄♪


実、ついてないなぁ…




秋田は林道にかなりおカネをかけていて、こんな林道にも小まめにカーブミラーがついてたりする


そんなに交通量が多いとも思えないけど、やっぱりあると安心♪




こういう道で多いのが、ミラーが冬の積雪に押されてしまってあらぬ方向を向いているパターン




でも柴倉林道のミラーたちはきちんと正しい方向を向いていた




これ、管理は誰がやってくれてるんだろか…?




さて、峠は《なんとな~く》やってくる


等高線を見ると分かるように、峠付近は手前から道の傾斜が緩やかで『うりゃあぁぁぁぁぁ~っ』と乗っ越す感じではない




で、実際の峠には南東へ向かう新しい切り開きがあり、これが奥へ続く林道なのか、すぐ先が切り出した木の貯木場なのかはチェックしなかった




そして、今回は撮り逃したのでネットから拝借した写真がコチラ


柴倉《バス停》って書いてあるってことは、歩く人を対象にしてる?




…あの道を??




実家にいた頃だったら、たぶん抵抗なく歩いたと思うけど…




特に岩手に来てからは、八甲田の頃よりもクマが怖い。。




さらに、前回から気になってたのがコレ


《至 薬師峠》の記載があるんだけど、それって何処?




で、調べてみると…


田沢湖の外輪山のひとつ《院内岳》の南東にあった!




2つの峠の位置関係はこんな感じ


薬師峠は田沢湖畔の大沢集落から、画面左下方向の上院内集落へと続く道の峠であり、どうもこれは登山道ではなく昔の往来のための道の名残のようだ




それにしても…




地形図を見ると、雪の量さえ多ければ、そして質さえ良ければ…




院内岳って滑ると楽しいんじゃない?




ついつい、そーゆー目で見ちゃうのよね♪




この北東斜面は絶対にいいに決まっ(以下自粛ww)




さて。




道はそのままカーブを繰り返しながら北へと進む


だんだん車窓に見慣れたアイツが…





上の地図で《峠》の文字の北へ延びる道がこの写真


もうね~、ミズの宝庫なのっ♪ \(^o^)/





既に誰かが収穫した跡も…





それでも、ちょっと場所をずらせばたっくさん❤️




実は登りの途中でも収穫したので、スーパーの買い物袋が軽くパンパンになるくらい採れたっ♪


さて、収穫はこれくらいにして先へ進もう!




沢が近いので、どうしても路面が削れている場所があったり…


⬆️ 轍の右側が流水で削られている




4輪でジムニーみたいに車高が高ければ問題ないけど、2輪の人ってこういうの引っ掛かっちゃって怖いらしい




しかし、前日の《道前田山林道》ほどの荒れ方ほどでもなく、やがて道は手の行き届いた杉の森の中のフラットダートに変化する


少し湿り気のある場所はミズが密生しているが、やはり針葉樹の森は陽射しが乏しいのか大きく育ったり太い茎になったりしたものは見当たらず…




そのまま気持ちよくフラットダートを流していくと…




ん?


へ??



ヲイっ!


道が…




塞がってんぢゃんww


おぉぉぉぉぉぉぉ~いぃぃぃぃぃぃぃぃ~ ( ̄▽ ̄;)





もはや、ノコギリとかってレベルを越えてる。。




しかし、たしか手前に湖畔へ抜ける分岐があったような…


⬆️ 現在地が赤矢印のところだから、少しバックすれば大沢集落へ抜けられるはず!




っつーことでお得意の切り返しでUターン!


さて、左手の分岐を見落とさないように戻らにゃ。





で、まもなく舗装された分岐点へ


ここねー、気づいてたのよ。




ただ、ダートの終点まで行きたいっていうヨクボーの方が勝っちゃったの。




で、現在地はコチラ


画面の右下から来てます





ここね、分岐点。





で、潔く、というか素直に舗装路を進む




で、田沢湖っっっ!! \(^o^)/


出たところは、ちょうど《思い出の潟分校》の入り口





昔の木造校舎を綺麗にそのまま残してあり、クチコミを見てもかなり評価が高いところ




今度行ってみよ~っと♪




そんなこんなで写真を撮っていると (左後ろが木造校舎) …


ちょうど田沢湖の外周道路を走る路線バスがやって来て、カバンを背負った女の子が降りてきた




いまは学校も統合されてバス通学なんだなぁ…




この分校が閉校になる前は複式学級だったんだろうか…




ベッドタウン育ちのボクは1学年が8クラスとか9クラスだったけど、隣村出身のカミサンはやはり複式学級で過ごしたらしい




しかも貴重なクラスメートのうちの一人は双子の片割れという… (^^;




さて、R46で仙岩峠を越えて帰宅したらミズコブの葉っぱむしり作業!


今回は一時間半くらいかかったかな?




コブがある場所さえ当てられるようになれば、いちばん時間がかかるのは収穫後の葉っぱむしりなのぢゃ。




ゴハンの直前に湯がいて…


だいたい1分もあればOK!





あとは各自好きな味付けをしていただきます!





沸騰したお湯に入れると一瞬で鮮やかな緑に変わる、あの瞬間が好きだったりする




さて、残した分は翌日に作業


胃ガンで胃袋をちょいと切った父、ミズコブの醤油漬け『美味しいんだけど、手術したら茎のところが繊維っぽくて消化できなくなっちゃった』ってことなので、茎を最初から取り除いてから湯がいてみることに





量を確認するために、湯がく前に瓶に入れてみます





湯がいてからだと茎がクニャクニャしてしまい、包丁じゃないと作業できない&果てしなく肩が凝るってことで、今回は湯がく前の茎がシャキッとしている状態の時に指でプチプチする作戦

 ⬆️

結果的に大成功!!




さて、こんなもんでいいかな?


これを沸騰したお湯で約1分ほど湯がいたら笊に引き上げ、軽く水分を飛ばしてから瓶の中へ




そこへスライスしたニンニクを3片くらい入れ、醤油2:めんつゆ2:料理酒1の割合で調味料を注ぎ込む


あとは冷蔵庫へ♪




しっかり冷たくしておけば半年~1年くらいは問題なく食べられちゃう!




最後に、蓋に書き込みを…


スプーンじゃないと瓶から取り出せない、スペシャルメニューの完成ですっ!




さて、いつ渡しに行けるやら。。(^^;






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