先日、FBでお交わりしていただいている三陸のアベパパさんの投稿を拝見し《蒸しホヤ》なるものに興味が…
いつもは刺身か酢の物、或いは少し手間をかけてガーリックオイル漬けにしてパンに塗って焼いて食べるなんていうのがメイン
しかし、このアベパパさんの《蒸しホヤ》の写真がなんとも美味そうで…
魁クンを児童館にお迎えに行くついでに、我慢できずにいつものスーパーに寄ってホヤを仕入れてきたっ! (^^;
さてさて。
レシピを検索してみると、まず先っちょの突起を切り落とし、それから半分に切るらしい
ふむふむ
いつもは2つの突起を繋がったまま丸ごと切り落とすんだけど、今回は突起を1つづつ切り落とす
その後、《ホヤ水》と呼ばれるホヤの中に入っている水をフライパンに搾り落として一緒にグツグツしてみることにします
その次に身を縦半分に切る…
新鮮でパンパンに張りがあるやつは中に海水(ホヤ水)がたっぷり入ってるので切った瞬間にキッチンが大惨事になることがww
そーっと切る
そーーっと
そーーーーっと
そーーーーーーーーーーーーっと
2つ目で地雷炸裂www
あーあ、足元のマット、かなりしっかり拭いたけどカミサンにバレないかなぁ…
あ、それと、根元の部分はフライパンの中で邪魔になってしまうので先に切り落とし、さらに外側の固いところを包丁で削ぎ落として中の肌色のところをいただきます💕
これ、ホントは薄切りにして食べると美味しい ( って三陸・山田の菊っつぁんから習った ) んだけど、今回は手をかけていられないので丸ごと口の中に放り込んでガムのようにひたすら噛みますw
すると、潮の薫りが口いっぱいに広がってまるで自分が海辺にいるような感覚に…
そして、3つ入っていたうちの1つは刺身で♪
で。
半分に切ったホヤをフライパンに並べたら料理酒を適度に注ぎ、身にも少し振りかけてみます
その後、蓋をして《弱火》でじっくりグツグツ…
ネットで調べたところ皮から身が剥がれて丸まってきたらOKとのことでしたが、ちょっと長めに火にかけてみました
気になるお味の方はというと…
ヤバイっすコレ。
例えるならば『気になっているあの娘のいつもと違う一面に初めて気がついて惚れ直してしまった』とでも言いましょうかw
でもね~、マジでそんな感じです
食感は身がギュッと締まっているので、焼いたホタテの貝柱、或いはすごく柔らかくしたオツマミ用のイカの燻製
味はホヤ独特の薫りがマイルドになり、やっぱり焼いたホタテとかカニ系統の薫りが口の中に広がっていきます
ホヤを捌いたことがある人は分かると思うけど、メインで食べる部分ってすごく繊維っぽい見た目をしていて、おそらくそれは筋肉だと思うんですね
で、ホタテにしてもカニの足にしても同じように筋肉だし、海の中に暮らしているし(しかも低層で)、似たような味がしても不思議はないのかな~なんて思いました
で、で、ここが大切っ!
三陸にずーっと住んでいるアベパパさんの投稿では《味変》ってことで七味をかけたマヨネーズを蒸しホヤにつけて食べるって書かれていたんですが、これがメチャうま!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200827/11/movinghearts/50/c8/j/o1080060714810397863.jpg?caw=800)
勿論そのままかじりついても美味いんですが、少しずつ味を変えて楽しんでみるのもいいですネ
グツグツの途中でホヤのお腹に《とろけるチーズ》をのせてみるとか、なにかハーブ系のものを仕上げに振りかけてみるとか、日本酒ではなくて白ワインを使ってみるとか…
蒸しホヤのバリエーションって無限に広がっていきそう♪ \(^o^)/
アベパパさん、ありがとうございました!!
***おまけ***
魁クンのリクエストで、引き続き《ホヤのガーリックオイル漬け》を作りました
ニンニクを細かくスライスし、輪切り唐辛子と合わせてオリーブオイルの中へ
しばら~く弱火にかけて唐辛子の辛さをオイルに引き出したら、細切りにしたホヤを入れます
で、そのまま弱火でジワジワと熱をかけていき、途中で思い付きでバジルを振りかけてみたりします
好みで塩を少し振ってもいいでしょう
身が縮んで水分が出切った辺りで火を止め、少し冷ましてから容器へお引っ越し♪
いつものジャム瓶がなくなっていたため今回はプラスチック容器を使いましたが、熱いので十分に冷ましてから移します
そしてフライパンのオイルの下層に水分があるので、ここは掬ってしまわないように気を付けます
あとは粗熱を冷まして冷蔵庫へ♪