さて、続きです
こちらは高校・大学から社会人になって秀山荘に入ってからも様々な笛を買って試した結果、いちばん気に入っているものです (どんだけ笛を買ったやら。。)
形状は何の変哲もない、よくありがちなコルク玉が入ったタイプ
大きさ的には、体育の時間に先生が使ってたものよりコンパクト
あ、ストラップは3mmの細引きを三つ編みにして自作してます
これはアメリカで《クマ避け》に使われているとの売り文句の商品で、取り扱い商社によって価格設定が違うようですが実勢売価は800円程度だったような…
これはアメリカ製ですが、購入時期によって台湾製のものもあります(刻印なし)
音量・音質は同じですが、なんとなくオリジナルのアメリカ製を探しちゃいますw
製造元は《S&J Products》だそうです
ネットで検索したけど、小さいメーカーなのかヒットしません。。
大きさはこんな感じです
見た感じかなりコンパクトなのですが、鋭くて大きめの高い音が出ます
特に、吹いた瞬間の音の鋭さはこのモデルのいちばんの特徴かなと思います
目一杯息を吹き込むと音が出なくなっちゃう、というようなこともなく、吹き込む息の量に応じて音の大きさも変化します
モノが小さめなので、肺活量に自信がない女性や子供でもしっかり大きな音が出せるのも特徴ですね
最近はプラスチックの玉が入っているものもあるようですが、10年以上前に買ったものは全てがコルク玉でした
まぁ、コルク玉にしてもプラスチック玉にしても、ホイッスルそのものを露出して持ち歩くと水蒸気が凍結するとか雪が入るなどしてしまい、いざというときに音が出ないことが発生します
ボクの場合は、どのホイッスルもジャケットの胸ポケットにストラップを取り付けて携帯しています (忘れないためにすべてのジャケットに取り付けてありますww)
『玉がないホイッスルの方が凍らなくていいじゃん』という意見もあるかとは思いますが、年間100日×10年滑っていた最中に困っちゃったシーンはそれほどありませんでしたので、収納場所を工夫すれば玉入りホイッスルでも心配はありませんよ♪
Scotty Lifesaver Safety Whistle
さて、最後はデュアルトーンのコイツ
Scottyという、テレマーカーの心をくすぐるネーミングのブランドが作る、ライフセーバー用のホイッスルです
製造元のHPはコチラ
先ほどのコンパクトなオレンジのモデルと比べると、幅は2倍あるかも…
ロゴマークの上に張り出している部分は『強く息を吹き込んだときに唇から息が逃げないためのもの』だそうですが、アメリカ人より唇が小さいのか、それほど恩恵はありませんでしたww
それよりも、咥えたときに歯でホイッスルをしっかり保持できるように吹き込み口に付けられた出っ張りが大きめなので、この部分の方がポイント高めですw
また、本体側面は指で保持するときの滑り止めのために細かいワッフル模様になっています
音質はというと、若干音程が低めで『ビーーーッッッ!!』という感じ
カナダ沿岸警備隊仕様はプラスチック玉が入っていないとのことですが、日本に輸入されているかどうかは不明。。
そしてコレ、すごく《抜け》がいい構造が2連になっているため、けっこう肺活量が必要です
ゼーゼーしてるときに吹こうとすると、正直なところ少し疲れますww
大きさはこんな感じ
唇が当たる部分の張り出しが大きいので、横幅は4cmちょいくらいかな
長さはそれほどでもありません
ABS樹脂を使っているので強度が高く、プロユースでガンガン使う人に向いていると思います
改めて3つのモデルを並べてみると、Scottyのものはズングリしているだけで《大きすぎる》ってほどでもないことが分かると思います
《音の大きさ》《本体の大きさ》《吹きやすさ》《積極的に使うのか緊急用なのか》《値段は?》…
ホイッスルを選ぶときに、何を重視するかで選ぶべきものも変わってくると思います
手持ちの中でいちばんバランスが取れているのは、真ん中のオレンジの物かなぁ
FOX40のソニックは、もう少し予算があって大きな音のものを探している人にオススメです
ここに紹介した以外にも、多分優れたホイッスルはいろいろあるんじゃないかな、と思います
雪の中で使う前提で『こんなの使ってるけどオススメだよ~』みたいなものがあったら、是非コメントをお願いします♪