先日取り付けた《レスポンスジェット》、効果はバツグンなのですがソレノイドバルブを殺してしまうという事で、当初の謳い文句の『車両へのリスクがほとんどない』ということにはならないのではないか、という思いがありまして。。
K-PROさんの整備士の方からは、同様に配管した店舗のクルマもユーザーのクルマもノントラブルという話はうかがいましたが、結果的にノントラブルなのは解るけど元々ついている装置を無力化してしまうことのリスクがどうも気になっちゃって。。
まぁその時のお話では134km/hになるとブーストがかからないようになってスピードリミッター的な働きをすることと、ブーストがかかりすぎたときに《圧抜き》するんだけど、作動するブースト値に非常に幅があって、変にいじってないクルマであれば実際ソレノイドバルブを殺しちゃっても問題ないような話でした
でもなぁ… なんとなく気になっちゃう。。
そんなこんなで、なんだかスッキリしない日々を過ごしておりました
先日、三又プラグの内径がホースに対して細く、これが原因ではないかというメッセージをK-PROさんに送ったところ、ソレノイドバルブやアクチュエーターを交換したりと大掛かりにあれこれ実験してくれて、車両の個体差もあるかもしれないけど、とりあえず三又プラグを4パイのものからボクが提案した6パイのものに換えたところ、《レスポンスジェット》を装着してもブーストが上がらなかった車両で最大ブーストが0.55から0.95へ上がったとのご報告が
そして今後の出荷分からは6パイのものを付属させるとのこと
しかし、ブーストが上がらなかった《レスポンスジェット》を付属品まるごと、一度レスポンスジェットを装着してブーストが上がった車両へつけてみると、やはりブーストは上がるとのこと。。
んでもって、車両側のどこかの電圧が足りないのかもしれませんとの話でした
しかしなぁ…
なんか、どーしてもあの黒い三又プラグが引っかかる
んで、近所のイエローハットで見つけてきたのがコチラ
JURANの《ホースジョイナー》という製品で4パイのもので、1個約300円
当初は6パイのものにしようかと思ったのですが、4パイの現物を見てみると穴も大きいしプラグ末端の作りが非常にシャープで4パイでも十分にホース内径に近く、6パイだと明らかに4パイのホースには入らなそうでした
こちらは付属してきた三又プラグ
なんだか穴の位置もセンターに来ていません ( ̄  ̄;)
こちらがJURANの4パイのもの
樹脂の硬さもしっかりしており末端の仕上げが薄くシャープで、ホース内を流れる空気の抵抗がないように作ってあります
なんだかこの時点で『やる気』の違いを感じちゃいます
試しに手持ちのノギスで内径を大雑把に測ってみると…
まずは付属品から
2.25mmといったところ
次にJURAN製品
3mm~3.05mmくらいかなぁ
内径が細いのでカーブにノギスが当たってしまい実際の寸法とは異なると思いますが、大まかに測っても二つの三又プラグの内径がかなり異なることは明らかで、断面積比からすると空気の流量にはかなりの影響が出るものと思われます
そしてやはり、プラグの末端形状が圧倒的に異なる!
『空気の流れを精密なジェットで制御する』っていうのなら、やっぱりプラグも出来が悪いと影響でるよねぇ。。
ってことで、JURANの三又プラグを使って正規の配管方法でセットしてみました
*本来は既存の配管を使用する部分もブルーのホースになってます
作業は手元を広くするために、あらかじめリザーバタンクを上に引き上げるように外して行います
*ピークホールド機能を使って停車時に撮影しています
ブーストの立ち上がりも全く問題なく、最大ブーストもほぼ1.0まで持っていけました(自作のアクチュエーター強化バネを取り付けてますが)
結果から言って三又プラグに問題あり!ですね
ちなみに先日、ソレノイドバルブを殺した状態で#20のジェットをセットして雫石から鳥海山往復で300kmちょい走行しましたが、燃費は劇的に悪化するようなことはありませんでした(14km/literちょい)
ストップ&ゴーが多い街中だとブーストを強くかける場面が多いので悪化するかもしれません
何しろ、この加速感は病み付きになります (^^;
一方で、地方の郊外の一般道や高速道路のように一定の速度で長く走る場合は、そんなに踏み込みすぎなければ燃費を気にすることなく使える優れたパーツだと思います
『ここぞ』というときの加速がかなり効くようになるので、モタツキがなくなって凄く乗りやすいクルマになってくれますよ♪
また、ボクの車両はJB23-9型です
1~3型だとエンジンルームの中の様子が少し異なるようです
ご質問などがあればコメント欄に書き込んでくださいネ
返信まで時間はかかると思いますが、できるだけお答えしたいと思います