トトBIGオヤジのサッカー談義 -2ページ目

育成とは

練習の休憩中に、他学年のコーチと育成の話題になりました。

テーマとして取り組んでいることに対して、思うところがあるみたい。
少し興味をもって聴いてみると、色々考えていたことを話してくれました。

参考になることもあるし、自分が考えることとは違うこともあった。
重要なことは、意見の良し悪しではなく、育成について悩み考える指導者がいて、当たり前のように自然と話ができること。

お互いの考えを知れば、サポートもし合える。
指導者も選手も刺激し合って、成長していこう。

プレイヤーズファースト

プレイヤーズファーストという言葉を保護者の方がよく使うようになった。
このこと自体は良いことだと思うけど、本当の意味を理解して使っているのかは疑問だ。

選手第一

そうですよね。
でも、なぜ選手第一なのでしょうか。
ここを意識しないと目的がブレてしまう。

選手の負担を軽くする環境を作るのはありがたい。
でも、選手が負担を経験しないのはどうなの?

負担を経験することで、感謝を知り、工夫するために考える。

だから大人も考えないといけない。
選手第一の本質を。

基盤と変化

日曜日のリーグ戦。
土曜日にイマイチだったボールを奪うことを徹底させました。
交代の基準もシンプルにしたことで、選手達が意識することが明確になり、結果もついてくることに。

あとは、選手が状況に応じてどうプレーを変化させるかを観察。
変化する選手は、やはり自分から気づいて行動できたり、礼節の正しい選手。
自分の得意なことや、過去の結果にとらわれている選手はやはり1人よがりで伸びない。
ここを、どう気づかせていくかが、指導者の腕の見せ所かな。

仲間のために何ができるか。
オンでもオフでも。
まだまだ選手との駆け引きは続く。

やり直し

土曜日は、強豪チームと練習試合。
強豪というのは、うまさだけでなく、勝負強さも兼ねそろえているから、そう呼ばれるのだと痛感。

こちらも、なんとか粘って食い下がっていたけど、肝心なところで詰めが甘い。
決めるべきとこで決める技術がない。
仲間を助ける意識がない。
動き出しがない。
課題だらけ。
ベースとなる部分のやり直しをしなくては。

そんな中で一際目をひいた選手がいました。
プレスの速さ。
献身的なプレー。
これから楽しみな選手です。

目指すところ

昨年一年間やってきたことを可視化すると、なんだか以下のような感じだった。

「こなす」

この言葉がピッタリかもしれない。

でも、今は少し違うかも。
なってほしい選手像が明確に出てきた。

サッカーよりも大事なこと。
でも、サッカーにも通ずること。

選手の将来の一翼を担うというのは、こういうこと?
明らかに昨年とは違う心境になっている。

勝ちたいけど、もっと大事なこと。
でも、勝ちたい。
このジレンマと常に葛藤しながら行くんだろうなぁ。

指示待ち人間

日曜日の練習時、朝からどういう行動をするか観察。

設営の手伝いをしてくれた後、練習開始までの時間に何をするかを考えて行動するよう伝えました。
ラダーを使ったトレーニングをし始めたのは良かったですが、まだ練習場所に到着していない選手のことまで考えていなかったですね〜
いるメンバーだけで終わらせてしまいました。
その後、メンバーが揃ってから再度ラダートレーニングをしていましたが、練習開始時間ギリギリまでやってました…
たぶん、私が言うまでずっとやっていたでしょう。

準備ができていないから、挨拶の時はボールも持たずに整列していました。
その後、練習する場所まで移動を促すと、誰もボールを持たずに移動する始末。
さすがに呆れてボールを持ってくるよう指示しましたが、水筒は持って来ない…

はあ…

我慢して指導していくしかないか。

成長とは

成長とは、うまくいかない時に育まれるものじゃないかと思いはじめた。
うまくいかないから考えるし、チャレンジをする。
苦しんだ分だけ、伸び率が高くなる。

いい結果が、成長ではない。
結果までのプロセスで、何を変える事ができたか。

変化のない環境は、成長なんてない。

体験

最近、体験することで気づくことが多い。
それは、知識を越えて伝わるもの。
感性である。

凄い。
感動した。
もっとこうなればいい。

など

ネットの中では味わえないものが、現場にはある。

では、指導する選手にどういう体験をさせてあげるか。
ここが腕の見せ所!

選手が気づけるような体験メニュー。
さあ、考えよう!

自立

最近、自立という言葉が気になります。

言われてから行動するのではなく、自分で気づいて行動すること。
私が指導している選手達は、まだまだ気づかない選手が多い。
ひとえに、大人の選手への関わり方だと感じている。

勝つのは楽しいし、嬉しい。
でも、言われるがままに動く。
これじゃあ全然意味ない。
もちろん大事な時には的確なコーチングが必要なんだけど、コーチングしなくても選手が気づくことが理想。

トレーニングの中で、もっと仕掛けを作らないとダメだし、選手へのアプローチも変えないと、結局は指導者の自己満足に終わってしまい。

もっと勉強しなくては。
もっと先を考えなくては。
もっと引き出さなくては。

積み重ね、積み重ね。

判断の鈍り

判断が鈍る時は、だいたい他のことで上手くいっていない時が多い。
マルチで動いている状態で、常にいい判断ができるようにするには、どうすればいいか。
全て上手くいくようにすればいいだけだが、意外と難しいものだ。

選手第1に考える

理屈は分かるが、重くて責任のある言葉だ。