10月24日に東京都は浅草橋の東商センターにて
「第2回千葉しぼり展示会」
が開催されますね!
今回のメインイベントである「全日本ディフォルメ選手権」
私もエントリーしております。
全国のプロ、アマ問わない凄腕のモデラーさん達が
集うなか、私はロボではなく、フィギュアで出展することにしました!
いつも遊んでいる改造ではなくて、
フルスクラッチでゼロからの造型にチャレンジ致しました。
制作期間は恐らく100時間以上。
何度も同じ工程をいったりきたり、
毎日毎日ひたすらフィギュア製作と向かいあいました!
☆完成までの流れはこちら☆
まず今回作ろうと思った
「艦これ 雪風」
ですが、公式にいくつかの画がありますが、どれも微妙に
顔や髪型が違っていて、本当に悩みました。
とりあえずの目安となるように自分で情報を総合してSDイラストを書き起こします。
これを目安にねんどろいどを参考にしながら作製開始。
まずボディの芯をポリパテでザックリと作り、
細かい部分をスカルピーで作っていきます。
途中エポパテを試してみたり、
他のねんどろいどフェイスをあてて
バランスをチェックしたり
試行錯誤。
関節を入れて可動式にするため、
お尻もちゃんと作ります。
おパンツ♪
次に頭部。
髪の毛も芯をポリパテでザックリ作ってから、
スカルピーで毛先の整形をします。
髪の毛の構造がイラストによって変わるので
混乱しながら何度も作り直していきます。
頭髪をレジンに置き換えます。
スカルピーのままだと焼いた後に削って形を出そうとすると
脆くて作業ができないので、
いちどレジンに置き換えて、更に形を出していきます。
大きいので最後まで残していた
後頭部もレジン化して
組み立ててみます。
このバランスでさらに磨いていきます。
ワンフェスの申請〆切が近づいてきたので、
ワンフェス展示申請用のリューナイトアデューをフルスクラッチで作製。
申請が無事に終わったので、再び雪風ちゃんに戻ります。
頭頂部のレーダーとラッパ、口元のマイクをプラ板スクラッチ。
フェイスも作って、レジン化します。
全てのパーツが揃いました。
まだもっと磨いて表面を整えたかったのですが、
もう塗装しないと間に合わない!!!
というわけで塗装の突入。
ネットや本でフィギュア塗装技術を読み漁って
参考にしながら塗っていきます。
フィギュア塗装、超楽しい!!
肌のグラデーション難しい~~!!
雑誌に載っているような
素晴らしいものには当然なりませんでしたが、
プラモ塗装とは全然違う楽しさを感じまくりです☆
武装類に革紐を取り付けて、可愛い感じに仕上げます。
私が学んだ塗装方法は
塗料をクリアで割って
何度も塗り重ねて質感を出していくというもの。
色が少しずつ変化していく過程がとても楽しかったです♪
仕上げのコートには
半光沢クリア20%+つや消しクリア80%+パール少々
をしたのですが、びみょ~にしっとりしていて面白いですヽ(^0^)ノ
おパンツに
お名前を書き込み。
最大の難関
アイペイントに入ります。
今回私はアクリルガッシュ絵の具をしました。
他にはエナメル塗料で書く方法もあるし、
そちらの方が修正が容易そうだったのですが、
乾燥に時間がかかるため
間に合わない(´;ω;`)
はみ出したら試合終了というプレッシャーの中
ペイント開始。
白下地をラッカーで塗ります。
次にアイラインを黒っぽい茶色で描いていきます。
シンメトリー激難しい。
やり直しがきかないのでぷるぷるしながら
かきかき。
色が乗っている部分の修正は可能なので、
何度も何度も微修正を加えつつ
ペイント開始して5時間でやっとここまで。
安定させるために油粘土の上に固定して書いています。
アイラインが決まったので、
目の中を塗っていきます。
めちゃくちゃ難しかった。
難しすぎて絶望しながら塗っていました。
雪風の公式絵、市販のフィギュア、どれも
目が違うんです。
どーしたらいいのか混乱しながらなんとかぬりぬり。
さらに口の中や唇、
頬の恥ずかし線も色を乗せていきます。
仕上げにエナメルクリアをとろりと原液のままのせてつやつやに。
逆さまにして乾燥させることで、
クリアの層をレンズのように膨らませるというテクニック!!!
乾燥待ちの間、
台座の作製。
可愛い感じでいきたいので、
フェルトを使って絵本のような雰囲気を目指しました。
で、できた~~~
まにあった~~~
ヽ(^0^)ノ
背景用の写真を撮って
六つ切り印刷して背景を作ってみました。
色付写真のお披露目は
SD選手権の後に載せたいを思います。
今できる自分の全部を詰めこんだ作品が
完成してホントに嬉しい!
次はもっと上手くつくるぞ~!!