【雑記】【備忘録】 | さんの徒然日誌

さんの徒然日誌

撮った写真や作ったプラモを載せてます

たまってゆく…。

読後の感情を文章に落とし込むのは難しい。
その時感じたことはPCを前にして打ち込もうとすると
霧散するかのように立ち消えてしまう。
と、言い訳をしてみる。

・バチバチ(漫画)4~7巻
・学園アリス(漫画) 17~23巻
・聖おにいさん(漫画) 6巻
・月光条例(漫画)1~6巻

・高峰秀子の捨てられない荷物/斉藤明美 著
・今日を刻む時計―髪結い伊三次捕物余話/宇江佐真理 著

宇江佐真理さんの髪結い伊三次シリーズは最新刊まで読み進むことができた。
私に時代小説の面白さを教えてくれた、素晴らしいシリーズだ。
それから、今、高峰秀子さんの著書と為人に嵌まっている。
スゴイ。
この人はスゴイ。
「私の渡世日記」はさることながら、第三者が書いた詳伝がまたスゴイ。
人はかくも強く生きられる、ということを学ばせてくれる。

それから、現在、森田療法についての書籍を読み漁っている。
明治7年生まれの森田博士の著者が現代の多くの人の精神病理に効果が
あるというのは驚き…であるが、よくよく考えれば、驚くことではない。

本当の事は、いつまでたっても本当なのである。

薬物療法主体の現代西洋医学では対応しきれない「心」に潜む
病理の原因。
これを潰そう、消そう、というアプローチではなく、「あるがまま」を
いかにして受け入れ、自分のままで病理にすることなく生きていくか…
それを実践し説いた先生である。

これは現代カウンセリングに近いものがあるのだが、これを読む限り
多くの精神病と診断された患者に対応できる、治癒に近づくことができる…
そう感じた。
では、何故この手法が主流にならないのか。
それは、このやり方では多くの患者を捌くことができず、また、経済的にも
儲けることが難しいから…なのだと思う。
また、精神分析医学と脳内物質抑制や亢進によって、病状を治めようとする
考えが主体となる医学の上では、カウンセリング又は心身の調整によって
「健全」を取り戻すというのは「医学」から外れていると考えられても
仕方のないことのようにも思える。

だからこそ、偶然であれ、なんであれ、自分に有効な手法を見つけ、出会うことが
できるというのは非常に幸運なことなのだと思う。

森田療法の著作については、ある程度読み進めたら、自分が読んだもの
についてだけでも軽くまとめること(レビューとして)ができたら
いいなと思っている。

忘れないように書いておく。