伊坂幸太郎の小説「SOSの猿」×五十嵐大介のコミック「SARU」の競作プロジェクト | MovingPlanet(惑星ブログ)~時をかける物語旅行~

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本、漫画、映画、音楽などの感想。
心が動いたポイント、物語の時と場所、作品同士のつながりを記録。

ゴールデンスランバーを読んでから伊坂作品は読んでいなかったが、
最近刊行されたSOSの猿を書店で見て気になっている。

SOSの猿/伊坂 幸太郎

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もともとは新聞夕刊紙上に連載された同名小説を大幅に加筆・修正したもの。

内容的に面白そうなのもあるが、あの五十嵐大介のコミックと競作プロジェクトらしい。

こちらからSARU<序章>が試し読みできる。

五十嵐大介の魔女は呼んだことがあるが、その異世界への引き込み方はすごい。


魔女 1 (IKKI COMICS)/五十嵐 大介

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SARUをためし読みしてみたが、ここまでだとなんともいえないが、その雰囲気は五十嵐大介節でまくりだ。早く先を見たいところだ。


伊坂幸太郎のSOSの猿スペシャルサイトはこちら

競作ってなんなんだろう? 原作のコミック化(またはその逆)とは違うみたい。
同じテーマで書いているということのよう。

最近の伊坂幸太郎は結構チャレンジングなことに取り組んでいると思う。

同じテイストの作品を書き続けるほうが安全で評価もされるかもしれないが
あえて違うことをやっているようだ。

読書メーターの感想を読んで、評価はいろいろだが、二つの物語が途中からつながるという構成は非常に興味がある。
つながるまでがまんして読めるか、だが。


「あるキング」もまだなので読まねば。

あるキング/伊坂 幸太郎

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