セル編を読んで、
人造人間に人類を殺された未来を変えるため、タイムマシンでトランクスが
やってくるストーリーにターミネーターを連想した人は多いのではないだろうか?
これはパクっているというよりも、あえてやっているオマージュである。
ターミネーター的SF設定をもとにドラゴンボールの
キャラや世界観で活用しドラゴンボールとしてのストーリーを作り出している。
オマージュ(仏:hommage)
リスペクト(尊敬)や敬意のこと。騎士の臣従礼。芸術や文学においては、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事。オマージュ(仏:hommage)は、リスペクト(尊敬)や敬意のこと。騎士の臣従礼。芸術や文学においては、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事。
ターミネーターを知っていると、ああ、その設定をそう使うかー、とむしろ感心する。
16号の顔がシュワちゃんにも似ているのも
あえてやっているんだろう。
名前といえば
ブルマの息子でトランクスって名前には、子供の頃に読んで学生時代に
「そうきたかー!」と楽しんだものだ。
そもそもカカロット べジータ ナッパ、ギニュー特選隊など
このへんは物語の本質的面白さとは別だが、つまみ的な楽しみとしては
日本人以外感覚的にはつたわらないだろうなぁ。
ちなみにタイムマシン的な話はバック・トゥ・ザ・フューチャーが有名だが、
過去を変えると未来が変わる際に、一つの世界しかない設定と
多元時空といって過去が変わることでいくつも未来が分岐するものがあり、
ドラゴンボールでは明確に多元時空であることをトランクスがいっている。
17号とクリリンの恋愛→結婚など、願いの一つがそれ?っていう気はするが
そこはご愛嬌。
久しぶりに今回読んで、孫悟空に悟飯ができて親子愛も結構描いてたんだなー、と思った。
トランクスとべジータのやりとりも微笑ましいし。
やはり鳥山明も子供がいるから書けるんだろう。
セル編では逆に修行の師匠であるピッコロとの師弟愛のほうが強い。
このへんもキャラの感情をしっかりかいてるよなー。
ドラゴンボールはネタがつきないのでまた別テーマでも感想をかきたい。
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