デーモン閣下/MYTHOLOGY | Uguisu's Valley

Uguisu's Valley

買ったCDの感想・レビュー(と少々の雑記。。)を自分が忘れないために書き留めるブログです。

Release:2012/05/16 at Japan
score 77/100

$Uguisu's Valley

日本の悪魔の?枚目のアルバム。閣下!閣下!

01. BEYOND THE BLUE -藍のかなたへ-
02. 雷電為右衛門
03. A STORY OF THE AGES -神話溶融-
04. REBIRTH-DAY SONG
05. TATTOOS ON THE SKY
06. ようこそ 陰種島へ
07. Medleyさんちゃご ~神の王国をつくれ ~なぜに奪われし光
08. 愛・希望・勇気
09. 冥界神:痺楽の聖壇
10. LIFE VEST IS UNDER YOUR SEAT – 救命胴衣は座席の下に -
11. RAINING IN THE SUNSHINE
12. Weasel Rock You
13. SOLA  ★おすすめ!!

最近では相撲中継ぐらいでしか見ませんが、デーモン小暮閣下は偉大なるミュージシャンです。あまりにビジュアルが先行しすぎていた聖飢魔Ⅱも、実力者の集団であったのは疑いようがなく、閣下はそんな中でも抜きん出た圧倒的なヴォーカルだったわけですからね。自分にとって聖飢魔Ⅱは、メタルのカッコ良さを教えてくれたバンドの1つでもあります。ちなみに聖飢魔Ⅱの中で一番好きな曲は、「REVOLUTION HAS COME」です。。

それでも、もう何年も聖飢魔Ⅱどころか閣下の歌声する聴いていなかったので、今回、本当に久しぶりに閣下の歌声を聴きました。いやあ、でも時が経っても変わらないもんですね。あんまりメタルメタルな激しすぎる曲は無く、ハードポップ~ポップ寄りの楽曲で構成されているため、一概に比較はできませんが、個人的にはあんまり変わっていない印象を受けますよ。相変わらず、死ぬ程上手いです。地獄のレベルの高さにはいつも驚かされます。本作は、多数のゲストを招いた作品となっておりますが、またこれゲストが、TAKE(Skoop On Somebody)、ヒダカトオル(MONOBRIGHT)、小柳ゆき、May J.、(赤・ω・飯)、AKANE LIV(LIV MOON)、未唯mie(ピンク・レディー)と癖のある名前がぞろぞろ。。。小柳ゆきとか懐かしすぎますし、AKANE LIVとか言われてみればピッタリだなと。。。楽曲が先か、ゲストが先かは不明であるも、楽曲はゲストの個性を活かせるよう割り振られており、例えば、小柳ゆきや未唯mieならヴォーカルが活きるスローナンバー、(赤・ω・飯)ならパワーのあるアッパーチューン、AKANE LIVならゴシックさも持つメタルっぽいナンバーになっております。。しかも勿論どれも閣下のヴォーカルたっぷりなんですよ。

しかし、本作で一番好きな曲は何かと聞かれたら、勢いとユーモアのあるTrack:02と答えたいところなんですが、ここはあえてTrack:13にしたいです。閣下はメタルもいけますが、Track:13のような雄大な曲を歌うのも滅法上手く、更に楽曲自体もホロリとくる懐かしメロディたっぷりなため、ハンカチが必要な素晴らしい曲になっています。全体的にこれだ!と半を押すようなことは正直言えないんですけど、それでもやっぱりこの歌声を聴くと安心できるから不思議です。今、10万何歳なのか不明ですが、これからも一杯歌って欲しいですね。あとテレビでも見たいです。。。