鑑賞日：2020/06/19
［あらすじ］
第二次大戦後のウィーン。親友のハリー・ライムの招きでこの街を訪れた作家のマーチンは、到着早々、ハリーが死亡したことを知らされる。ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。（Yahoo!映画より）
※ネタバレ注意
※あくまでも個人の感想です。
今日の映画は『第三の男』！
オーソン・ウェルズが結局第三の男やったんやけど、めっちゃ悪い奴やった！
最初主人公と喧嘩する警察がめっちゃ嫌な感じの登場やったから、オーソン・ウェルズが濡衣着せられてるとか、何か訳あって犯罪犯したんかなって思っとったんやけど、ひたすら極悪人やしクズやったわ！
オーソン・ウェルズが犯した犯罪自体も酷すぎるし、彼女やったヒロインのこと犠牲にして自分だけ助かろうとしとったんも最低やし…！
しかもそのヒロインも、オーソン・ウェルズの悪事知った主人公が警察にオーソン・ウェルズのこと通報してヒロインのこと助けようとしとったのに、主人公がオーソン・ウェルズのこと裏切ったとかボロカス言うし…！！！
いや、だって自分やってオーソン・ウェルズに裏切られたこと分かってるのにその言い草は無いやろ！？
そもそもあんなクズ通報されて当然やん！
確かに主人公はオーソン・ウェルズの親友やったけど、人として当然のことしたまでやん！？
そらまだヒロインはオーソン・ウェルズのこと好きやったんかも知れんけど、感謝どころかその態度は何やねん！
最後の最後まで主人公のことガン無視しとったし…。
あのカップルはめっちゃ嫌やったわ～
でもヒロインの顔は綺麗やった笑
あと、最初絶対悪役やと思っとった警察のおっちゃんが、ただただ職務全うしてるええ人やった…
最後の方で警察が総出でオーソン・ウェルズを追いかけてるシーンとか、完全に警察側応援しとったもん笑
話はあんまり好きなタイプではなかったけど、映像の撮り方は結構良かった！
特にオーソン・ウェルズのことを影で表してるシーンとか、最後の方の追撃戦のシーンとか、ラストでヒロインが主人公のことガン無視して歩くシーンとか白黒でここまで表現出来てすごいなーって思った！
でもヒロインの猫がオーソン・ウェルズに懐いてたことだけは地味に気になった笑
猫もオーソン・ウェルズの人当たりの良さに騙されてもたんかな？笑