今日の映画は『或る夜の出来事』!
1934年やからだいぶ古い映画やったけど、コテコテのラブコメー!って感じやった!笑
やっぱりラブコメは今も昔も変わらんな笑
話はよくある王道のラブコメやったけど、とにかく明るいテイストやったから観やすかった!
特に男が記者で特ダネ狙ってるところとかヒロインが世間知らずなところとかは『ローマの休日』と似とったけど、最後二人が結ばれたのは『ローマの休日』よりハッピーエンドで良かった!
ただ、ヒロインがわがまますぎて全然好きになれんかった
最初お父さんから逃げるために勝手によう分からん奴と婚約しとって「お父さんそんな酷い人なんかな?」って思ったら、めちゃくちゃええ人やったから、何が不満やったん?って感じやし、ピーターと逃げてる時も、ピーターが色々してくれてるのにいちいち文句言うし、お父さんのところに帰ったときに、お父さんが婚約者のウェストリーのことが嫌いかつ、娘の幸せ思ってピーターとの結婚勧めたのに、それでもウェストリーと結婚するのがお父さんのためやからっていう訳わからん発想して、その上「私も大人になるわ」って…。
いやいや、みんなの厚意無駄にするなよ!!
みんなあんたのため思って色々奔走してくれてるわけやん!?
ええとこっていうたら貧しい親子に、金(ただし自分のじゃなくてピーターの)渡したげたとこぐらいじゃない?
何でピーターがこのヒロインのこと好きになったんかがさっぱり分からん
確かにかわいいし、明るいし、根はええやつかもしれんけど…。
ないわー…。
逆にピーターはめっちゃ素敵やった!
まず見た目はクラーク・ゲーブルやからイケメンやし、中身も品はあんまりないけど、あのわがままヒロインにめっちゃ世話焼いたげるってもう優しさの塊すぎる…!
ヒロインにはもったいないぐらいの相手やで笑
一番好きなシーンはボタン留めたげてるシーン!笑
そこにピーターのオカン力が集約されてると思う笑
クラーク・ゲーブルは『風と共に去りぬ』のときの役はそんなに好きじゃなかったけど、今回の役はホンマに好き!
でもイケメンすぎて今回みたいなええ人の役よりは、『風と共に去りぬ』のちょっと嫌らしいぐらいの役の方がクラーク・ゲーブル的には合っとったかもしれん笑
ホンマは絶対こんなええ奴ちゃうやろって思ったし笑
それと地味にドーナツをコーヒーに浸すシーンが「コ、コーヒーにドーナツをぶち込むだと…!?」ってなった笑
あんま美味しくなさそう…笑
あと、最後にヒロインがピーターのところに会いに行って、その後結婚したっぽいみたいなシーンがあって終わったんやけど、実際に二人が会ってるシーン欲しかったー
確かにヒロインのこと全く推せんとはいえ、二人の幸せそうなところは観たいやん…!
ヒロインのキャラよりも何よりもそのラストが一番不満やった…
それ以外は、全然古さ感じさせへん明るいラブコメやって、話だけやったら個人的には『ローマの休日』より好きかもしれんぐらい良かった!