話はありきたりな感じやったけど、とにかくサーカスシーンが圧巻やった!
特にあたしサーカス生で観たことないから、純粋にサーカス観れて嬉しかったし、「サーカスってこんな感じなんやー、へー」って思った笑
さすが本物のサーカス団が全面協力してるだけはある!笑
あと、ジェームズ・スチュアートのピエロがめっちゃええ人やって感動やった!
そもそも全編ピエロメイクやのに、あれだけ複雑な設定のピエロ演じきれてるジェームズ・スチュアートがまずすごいし、サーカスに出てるシーンではピエロとして皆のこと楽しませようって感じが全面に出とったし、今まで裏ではめっちゃサーカス団のメンバーのこと支えてくれてたピエロが、実はやむを得ん事情で殺人犯してたことも切なかったし、もう警察に捕まってまうこと分かっとってそれでもブレッドの命助けたげるピエロもひたすらええ人やし、最後警察に連行されるときまでもピエロとして子供と接しとったのがもうプロって感じやったし、ほんま優しさの塊みたいなピエロやった…
ピエロって何となくメイクが怖いから子供たちに嫌われてるイメージがあったけど、あんなピエロやったら絶対好きなるわ〜
何やったら個人的にジェームズ・スチュアートに助演男優賞あげたいぐらい良かった!笑
映画観終わった後調べたんやけど、ジェームズ・スチュアートって『グレン・ミラー物語』だけじゃなくて『素晴らしき哉、人生!』でも主演しとってびっくり!
全然気づかんかった笑
ほんま役によって印象変わるな〜
ただ、サーカスシーンとジェームズ・スチュワート以外はまぁ…、普通って感じやった
ホーリーがブレッドと付き合ったりセバスチャンと付き合ったりしてるのもなんかな〜って感じやったし、最後婚約までしようとしてたのに結局ホーリーに振られるセバスチャン可愛そうやし、やからって象使いと最終的にくっつくのも納得行かへんし…。
特に象使いとセバスチャンは1ミリもそんな空気なかったやん!笑
象使いのストーカー的なおっちゃんも、最初あんなキモいやつやと思わんかったから衝撃やった笑
しかも意外とあっさり死ぬし
事故で動物逃げ出したときも、動物半減したって言うとったけど「え、ライオンとか街に解き放って大丈夫なん?」って思ったし、ディズニーキャラクターが出てきたときも「え、これって大丈夫なん?こんな茶地なミッキーさん出してええん?」っ思って、ヒヤッとした笑
ディズニーに関してはあの頃はまだ規制緩かったんかな…?
それにセバスチャンの手が麻痺してたり、ブレッドが大量出血してて顔色悪いシーンとかは色味がリアル過ぎてちょっと…って感じやった笑
本物追求しすぎやろ…。
でも確かに若かりし頃のチャールトン・ヘストンかっこよかったし、小象さんが地味にめっちゃ可愛かった
それと象使いの人が象の鼻に巻かれて移動してたのは羨ましかった笑