鑑賞日:2020/02/14
イギリスの全寮制寄宿学校に赴任してきた新任教師のチッピングは堅物で融通が利かず、生徒からの評判も悪い。しかし、聡明な女性・キャサリンと出会って結婚したことを機に柔軟な人柄に。みんなからも好かれる存在へと変貌していくのだが…。(U-NEXTより)
※ネタバレ注意
※あくまでも個人の感想です。
今日の映画は『チップス先生さようなら(1939)』!
期待通り、結構ええ話やったー!
久しぶりに割と当たりな映画やったわー!
まずロバート・ドーナットの若者から老人までの演技がめっちゃ良かった!
最初に出て来た80代のチップス先生はちょっと足取り軽やか過ぎて、さすがに80代には見えんかったけど、20代から80代になっていく過程の演技とか見た目は完璧やった!
特に中年のチップス先生の絶妙な冴えへんおっさん感が良かった笑
あと最初に嫁出て来てへんかったから、キャシー出て来た時死亡フラグ立ちまくりやったけど、やっぱり死んだ時は辛かったなー
嫁が死ぬの分かってただけに、チップス先生が性格明るなったんはホンマに良かったなって思えた
それにコリーはいかにも戦死しそうな雰囲気出しとったけど、チップス先生の友達の先生も死んだのは、意外やったし地味にめっちゃショックやった
そんなこんなを乗り越えて最終的にチップス先生が死ぬとこは結構感動やった!
ただチップス先生が戦時中に授業でドイツ悪者ネタで笑い取ってるの見て、そういう時代やししゃーないやろうけどちょっと笑われへんかった
でも時代の流れに沿って微妙に変化していくヨーロッパの寄宿学校の雰囲気が表されてたり、大河的な要素もあったりして個人的に好きなタイプの映画やった!