鑑賞日:2019/09/08






[あらすじ]
無声映画からトーキーに移行し始めた頃のハリウッド。人気スターのドンとリナは何度も共演し結婚を噂される間柄だが、ドンはつけ上がった態度のリナに愛想を尽かしている。そんなある夜、ドンは歌も踊りも上手い新進女優キャシーと恋に落ちる。その後、ドンとリナの新作がトーキーで製作されることになるが、リナの致命的な悪声のために不評を買ってしまう。そこでドンはリナの声をキャシーに吹き替えて製作することを思い立つ。





※ネタバレ注意
※あくまでも個人の感想です。





今日の映画は『雨に唄えば』

さすがミュージカル映画の金字塔と言われるだけあって、めっちゃ良かった!

今みたいにCGとかないから躍動感とかはないんやけど、逆にその手作り感とか、それ以外にも視覚的に楽しませようっていう仕掛けがいっぱい詰まってて、めっちゃあたしの好みやったキラキラ

俳優とかもミュージカル映画やから当たり前なんかもしらんけど、歌も踊りも上手くて、感動した!

この頃って映画自体の撮影技術がまだ今ほど向上してなかったからこそ、俳優が体張らなあかん時代やったんかなーっていうのをすごい感じて、今の俳優とはまた違うレベルの高さを感じた!

特に最後にシネマトゥデイの編集長が、キャシー役のデビー・レイノルズは今までダンス経験ないから、足血まみれになりながら撮影したって言うとって、さらに感動えーん

それにみんな面白かったんやけど、特にコスモがアメリカの昔のカートゥーンアニメ並みの顔芸してて、めっちゃ面白かった!笑い泣き

ジーン・ケリーが歌う『雨に唄えば』もなんとなく知ってはいたけど、話と合わせて観るとやっぱり圧巻やったなー!

あと、デビー・レイノルズがとにかくかわいかった!ラブ

最初出て来た時は、正直あたし好みの顔じゃないから全然かわいさがわからんかったんやけど、だんだん観てるうちに、アメリカの昔のお菓子の缶とかに出て来る女の子みたいでかわいいなーって思い始めて、話の後半になった頃にはめっちゃかわいいやん!ってなって、もう夢中になってた笑




ただ最後の方の14分のミュージカルの部分が一番評価されてる部分みたいなんやけど、あたしにはちょっと長すぎた滝汗

最初は楽しいなって思ってたんやけど、あまりにも長すぎて「あれ、これってまだ実際の映画の部分に戻ってへん…、よな…?」ってなって、観ながらちょっと自信なくしかけた笑

特にバレエのシーンに至っては幻想的過ぎて全くわからんかったし笑

それとミュージカルの部分ではないけど、映画の撮影のシーンでチラッとめっちゃ差別的なインディアンみたいなんが出て来て、やっぱりそこは時代やなーって思って、ちょっとショックやったキョロキョロ

でも概ねミュージカルも含めて良かったし、最後もハッピーエンドやったから名作やったと思う!