ロック様とシーナ、アカデミー賞参戦からつながるレッスルマニア!? | プロレスライター新井宏の「映画とプロレスPARTⅡ」

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 3月10日におこなわれた第96回アカデミー賞受賞式に、“ザ・ロック”ドウェイン・ジョンソンとジョン・シーナが登場した。

両者ともプレゼンターとしての登板で、ロック様は「レッスルマニア37」で試合をしたことのあるグラミー賞アーティスト、バッド・バニーとともに国際長編映画賞『関心領域」にオスカー像を贈呈。一方のシーナは全裸に近い状態で壇上に上がり、『哀れなるものたち』の衣装デザイン賞を発表した。「衣装は重要」というギャグ&メッセージは、日本でも“お笑い芸人アキラ100%みたい”と話題になった。

アカデミー賞授賞式に参戦したロック様とシーナ。次なる“共演”の舞台は4・6&7「レッスルマニア40」となるのだろうか。すでにロック様はローマン・レインズとのタッグでコーディ・ローデス&セス・ロリンズと対戦することが決定しており、リング上でのパフォーマンスではなく正式に試合をするのは16年の「レッスルマニア32」におけるエリック・ローワン戦以来、8年ぶり。あらかじめアナウンスされての試合となると、13年の「レッスルマニア29」でシーナに敗れWWEヘビー級王座を失って以来、実に11年ぶりのこととなる。試合勘が気になるものの、そこはロック様。万全のコンディションで上がってきてくれるに違いない。そして、ヒールのロック様という新しい姿がまた楽しみでもある。格闘家マーク・ケアーを演じる『The Smashing Machine』撮影前の大仕事だ。

さて、シーナだが、現段階では噂レベルで「WM40」に現れるとの確証はない。スーパーヒーロー役の主演テレビドラマ『ピースメーカー』の撮影状況しだいとも言われているが、シーナ自身はテレビ番組で「4月6日は空いてるんだよね」と発言したとのこと。6日は2連戦初日。試合をすることは難しいと思われるが、こちらへの登場には期待が持てるかもしれない。

アカデミー賞に登場した2人がレッスルマニアに揃い踏みとなれば、こんなにスケールの大きい話はないだろう。さあ、どうなるか!?