ロック様にレッスルマニア参戦の噂 映画で共演のローマン・レインズとの一騎打ちは実現するか!? | プロレスライター新井宏の「映画とプロレスPARTⅡ」

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昨年末、総合格闘家マーク・ケアーを演じることが明らかになった“ザ・ロック”ドウェイン・ジョンソン。『The Smashing Machine』(原題)は現在の映画界でもっとも勢いのあるA24の製作で、ロック様には相変わらず新作ラッシュが続くことになる。

たとえばカメハメハ大王を演じる『The King』や続編&シリーズものでは『Red Notice2』『Jungle Cruise2』『San Andreas2』(『カリフォルニア・ダウン』の続編)、『ワイルド・スピード』シリーズの新作カムバックに、スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の続編などが待機中。さぞかしプロレスに戻ってくることなどありえない忙しさだろうと思いきや、ロック様のプロレス愛は『ファイティング・ファミリー』プロデュースと同様、衰えることはまったくないようだ。

なんと今年の元日、WWEのロウにいきなり登場。昨年9・15スマックダウン以来となるロック様降臨で、ジンダー・マハルにピープルズエルボーをお見舞いした。さらには『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』で“共演”のローマン・レインズとの対戦までにおわせたのである。

そこで考えられるのが、今年のレッスルマニアにおけるレインズとの一騎打ちだ。実際、ロック様は昨年9月のスマックダウン登場時、トーク番組にてレインズ戦の可能性をほのめかしていた。さらに元日のロウ登場後にはインスタグラムで「オレたちはハードルを上げて歴史を作っている。WWEで前例のないことをやってやろう」と投稿。これがレッスルマニアでの一族対決を示唆しているのではないかと言われているのだ。

しかも1月23日にはWWEを統括するTKOグループの取締役に就任、今後、ロック様の発言権がWWE内で高まることも考えられる。もしも今年の「レッスルマニア40」でロック様が試合をするとなれば、そこに向けてのあおりとしてプレミアムライブイベントへの登場も期待されるだろう。「レッスルマニア40」までには1・27「ロイヤルランブル」、2・24「イリミネーションチェンバー」が控えており、通常のロウ、スマックダウンにサプライズ登場する可能性もあるかもしれない。

とはいえ、映画界での多忙さから、実際には立ち消えとなる可能性の方が現実的か。本稿掲載の1月27日はまさに「ロイヤルランブル」当日。日本時間の翌28日には、“取締役”ロック様が現われたかどうか明らかになっているはずだ。