民衆の歌は観応えあり
元々映画を観始めたきっかけが小学2年生に観たミュージカル映画。
それ以来、数々のミュージカル映画を鑑賞しているので、ミュージカル映画を観る目はかなり厳しいと思います。多分(笑)。
2013年の正月映画は、小粒揃いでしたが、その中で快進撃を続けていたのが本ミュージカル映画。
ストーリーは知っているものの、ミュージカル劇では1度も鑑賞したことがない。
その為、事前に情報入れず真っ白な頭で鑑賞しましが、まず、全体的に暗い。。。
タイトルも邦題が「ああ無情」で直訳すると「悲惨な人々」「哀れな人々」。暗くならない訳がない(笑)。
作品自体は悪くなく、キャスティングについてもヒュー・ジャックマン(この作品で”歌える俳優”だということを知りました)やラッセル・クロウなどこれまで全くミュージカルに関係のなかった俳優のキャスティングは、絶妙の一言。
但し、ミュージカルといえどもほとんどのセリフが歌というのは違和感あり。ミュージカル劇がベースなので、已む得ないものの
スクリーンで鑑賞するとやはり違和感。
「素晴らしい映画」と書いた方が共感も多いかと思えましたが、間延びする箇所も所々あり、上映時間が「長い」と思っていたものの実際は2時間38分とミュージカル映画としてはそれほど長くない。
にも拘わらず、私の周りでトイレで中座する客、多数。
劇場公開当時のネット評価は、非常に高かったが違和感あり。
高い点数に対して中座する人の多さ。よくわからない。。。
ミュージカル映画を観るのが苦痛でない方には話のネタとしては良いと思いますが、苦手や興味のない方には、苦痛以外何物でもないかと思います(笑)。
但し、「民衆の歌」は観応えありです。
【2012年/アメリカ】
【ジャンル】ミュージカル
【監督】トム・フーバー
【出演者】ヒュー・ジャックマン アン・ハサウェイ ラッセル・クロウ アマンダ・サイフリッド エディ・レッドメイン 他
【上映時間】2時間38分
【お勧め度(5点満点)】☆☆☆
【レ・ミゼラブル 予告編】