漫画の実写化で良い作品の1つ。上映前の出演者の不祥事だけが残念。

 

 

人気漫画の実写化の第三弾作品です。以前は漫画の実写化=批判の対象でしたが、

最近は映像技術の進化や人気俳優の技術力の向上に加え、作り手も売上至上主義に

加え、「いかに良い作品を制作するか?原作の良さを損なわずにいかにキャラクターと俳優をマッチさせるか」など作り手側の努力のあってか概ね評価の高い作品が

増えてきたように思えます。

 

また、人気作品の「キングダム」もそうですが、本作も主題歌に非常に力を入れて

おり「キングダム」が人気アーティストのリレーであることに対して、本作は人気バンド「SUPER BEAVER」一本。ぱっと見ゴリゴリのハードロック系バンドに見えますが、激しい歌、バラードと変幻自在のバンドで彼らの歌と作品のストーリー性が見事にマッチしているのも本作およびシリーズの人気の秘密のように思えます。

 

作品に登場する若手俳優陣は全員芸達者で、以前でいうアイドル映画とは全く異なり、見応え十分の作品に仕上がっています。

 

1つ残念なのが、本作で重要なキャラクターを演じ、また、熱演した永山絢斗が事件を起こしたこと。上映自体も危ぶまれましたが、結果、無事上映。

但し、一部では批判の声もチラホラ聞こえてきました。

作品と俳優は別物ですが、やはり残念です。

良い俳優なので、今回の過ちを反省して、また素晴らしい演技を見せて欲しいものです。批判の声もあるかと思いますが、チャンスはもう1度作ってあげて欲しいです。

【2023年/日本】

 

映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』公式サイト (warnerbros.co.jp)