ようこそ極悪人たちの特殊部隊へ

 

2016年度版は鑑賞していないものの、本作の監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンということを知り、「悪人だけの特殊部隊」という以外の知識は全く無しで鑑賞しました。

 

昨今の多くのマーベル作品を除いて、過去の作品と比較するとクオリティが低いと思っているDCコミックス作品。

そういったこともあり高い期待もせずに鑑賞しましたが、これが中々の秀作で非常に面白い作品でした。

 

登場するキャラクターそれぞれの設定も詳細に描いており、昨今のSF作品のように「これでもか!」と単純に続く破壊シーンのオンパレードは無く、親子愛、それぞれのキャラクターが持つ独自の正義感(悪役の正義というのも変な話ですが(笑))、政治的要素もストーリーに盛り込まれており、精巧なCG映像に加え、鑑賞後は心地よさを感じる良作の娯楽作品に仕上がっていました。

さすがジェームズ・ガンですね。

 

DCはジャスティス・リーグシリーズよりもマーベルとは別の路線の本作をシリーズ化した方がよいかと思います(上映後、2024年現在まで続編無し)。

 

各キャラクターそれぞれ異なる魅力を発していましたが、中でも注目はマーゴット・ロビー。

作品毎に全く異なるキャラクターを演じ、それぞれの魅力を放つ。名女優ですね。

 

ところで本作、シルヴェスター・スタローンが出演しています。

あなたは彼がどこで登場しているか見つけることができますか?(笑)

 

【2021年/アメリカ】

【ジャンル】SF

【出演者】マーゴット・ロビー イドリス・エルバ ジョン・シナ シルヴェスター・スタローン 他

 

 

 

映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 | デジタル先行配信/ブルーレイ&DVDリリース (warnerbros.co.jp)