無駄に長い愛憎劇

 

事件被害者の妻とその事件を追う刑事との愛憎劇を描いた作品です。とにかく上映時間が長い映画でした。

観終わった後に調べると2時間強の映画でしたが、体感的にはそれ以上の長さを感じさせる映画でした。

内容から考えると2時間も掛ける必要があったんだろうか?と疑問を覚える作品でした。

 

監督をはじめ製作者側は、刑事と被害者の妻という禁断の愛における二人の複雑な心情や心の機微を映像を通して描きたかったん

ではないか?とも思うのですが、残念ながら観客にはそれが伝わらない(と思います)。

「無駄なシーン」や「無駄なエピソード」も少なくなく、その結果、長い映画になっているように思えます。

 

刑事と犯人、刑事と被害者の禁断の愛は、他の作品でも使われているフォーマットであり、それをあえて使うのであれば、もう少し

ストーリー展開に工夫して欲しかったなぁと思います。

 

エンディングも釈然としない終わり方で「登場人物の二人は一体何をどうしたかったのか?」と疑問が残る作品でした。

調べると第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞している作品です。

私の理解が追い付いていないのか??それとも選んだ方がズレているのか??

 

【2022年/韓国】

【ジャンル】サスペンス

【出演】タン・ウェイ パク・ヘイル

 

 

 

 

映画『別れる決心』公式サイト|絶賛上映中 (happinet-phantom.com)