令和に昭和のアクションドラマを作ってみた
舘ひろしと柴田恭兵の人気コンビが横浜を舞台に活躍する刑事(探偵?)ドラマ
の最新映画。
全編、昭和の匂いも残しつつ令和のテイストも入れつつ面白い作品でした。
二人とも70歳過ぎているということでアクションについては車、バイクを主体と
したものだけと思っていたのですが、身体張ったものも結構多く「なんでこんなに
動けるの?」と驚きました。
かなり前にクリント・イーストウッド主演の「ダーティー・ハリー4」を観た時に
アクションシーンがフラフラでストーリーは面白いものの、「年齢的にアクションは
厳しいなぁ」と鑑賞しながら思った記憶があります。
本作の二人共々70歳オーバー。でもアクションできる。まったくじいさん感無し。
やはり日々の生活と気持ちの持ちようなんでしょうか。
二人に加えて、今回のヒロインを演じる土屋太鳳。「なぜ彼女が?」と思っていたの
ですが、元刑事コンビに彼女を加えてのトリオはバランスよかったです。
また、特筆すべきは早乙女太一。悪い役すると上手い俳優ですね。舘ひろしと柴田恭兵に敵対するには「若いかな?」と思っていたのですが、年齢差を全く感じさせない
ラスボスを好演していました。
ちょっとかわいそうなのは浅野温子ですね。本作のポジションがそうだとしても、綺麗な女優なんでもう少し描き方があったんではないでしょうか。
映画『帰ってきた あぶない刑事』公式サイト (abu-deka.com)