新しい視点のターミネーター

 

未来の世界での人間とAIとの闘いを描いてます。多分、作品を通して戦争の無意味さを訴えていると思います。

 

全体的に作品におけるテーマは多いです。多いというか詰め込み過ぎです。例えば、近い将来のAIによるシンギュラリティ、

AIと人間の共存とその戦いなどなど。それぞれのテーマに意味があり、また、重いです。

 

にも関わらず、監督の意向なのか、製作会社の意向なのかわかりませんが、全てのテーマを2時間強に詰め込み過ぎて全てが中途半端な印象を持ちました。

 

その中でも大きなテーマとしては、AIと戦争の2つと思えましたが、観終わった上での感想としては、どちらか一方にした方が作品自体がすっきり構成され、観客も入りやすかったように思えます。

 

一方、映像ですが全体的にクオリティが高く、素晴らしかったです。毎年、映像技術の進化に映画を通して驚かされます。

鑑賞後に調べてみると本作の監督は「スター・ウォーズ」のスピンオフ作品の中で評価が高い「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズ。何となくですが映像や作品が醸し出す世界観は「ローグ・ワン」に似ていました。

 

どうも監督は、アジア人のキャラクターを魅力的に描くのがお得意のようで本作ではその役を世界の渡辺謙が担っています。

【2023年/アメリカ】

【ジャンル】SF

【出演者】ジョン・デヴィッド・ワシントン アルフィー - マデリン・ユナ・ヴォイルズ 渡辺謙 他

 

 

 

 

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