”新しい視点のターミネーター”

 

 

未来の世界での人間とAIとの闘いを描いてます。

多分、作品を通して戦争の無意味さを訴えていると思います。

全体的に作品におけるテーマは多いです。近い将来のAIによるシンギュラリティ、

AIと人間の共存と戦いなどなど。それぞれのテーマに意味があり、また、重い。

にも関わらず、監督の意向なのか、製作会社の意向なのかわかりませんが、全ての

テーマを2時間強に詰め込み過ぎて全てが中途半端な印象を持ちました。

大きくAIと戦争が2大テーマに思えましたが、どちらか一方にした方が作品自体

がすっきり構成され、観客も入りやすかったように思えます。

一方、映像ですが全体的にクオリティが高く、素晴らしかったです。毎年、映像技術の進化に映画を通して驚かされます。

監督は「スター・ウォーズ」のスピンオフ作品の中で評価が高い「ローグ・ワン」を

監督したギャレス・エドワーズ。何となくですが映像は「ローグ・ワン」に似ていました。アジア人のキャラクターを魅力的に描くのがお得意のようで本作ではその役を

世界の渡辺謙が担っています。

 

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