近畿地方在住者以外にこの作品の面白さは理解できるのか???

 

前作のヒットに気をよくしてか続編が製作されました。舞台は関東から近畿へ。

関西とは異なり近畿地方の各府県の関係性が意外にもよく描かれており、近畿地方在住者は結構笑えるネタが多かったと思います。

しかし、これが近畿地方で生まれ育った、または生活した人以外に笑いのポイントが上手く伝わっているか?は疑問が残ります。

 

例えば、神戸出身者は神戸に拘るところ。決して「兵庫県出身とは言わない」。このあたりは横浜出身で神奈川出身ではないというハマッ子の人々と似ているかもしれませんが、大阪、京都の関係や和歌山、滋賀との関係はは関東の東京、神奈川、埼玉などの関係性とは異なり、このあたり近畿地方に馴染みのある人しかやはり伝わらないのではないのではと思います。

まぁ、コメディ映画なので関係性理解できずとも笑えれば良い訳ですが。。。

 

キャストについては、前作同様GACKT、二階堂ふみが登場するが二階堂ふみの「VIVANT」キャラクターと大きく異なり、彼女の演技のふり幅に驚かされます。ただ、一番驚かされたのは片岡愛之助と藤原紀香夫妻の出演。

どうも藤原紀香のわざとらしい関西弁(神戸弁)は以前から苦手というかあまり好きじゃないですが、本作の吹っ切れた演技は非常に良かったです。

下手すると夫婦そろってイロモノ扱いされるリスクのある出演だったと思われるものの、それを恐れずに出演したお二人には拍手を送りたいです。

【2023年/日本】

【ジャンル】コメディ

【出演】GACKT 二階堂ふみ 杏 他

 

 

 

 

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』公式サイト (tondesaitama.com)