”2時間特番を映画館で観る”

 

 

ゆとり世代3人にスポットライトを当てた人気テレビドラマの劇場版。

「なぜ今頃?」とテレビ放送時期と劇場公開時期のギャップは気になったものの、

テレビ同様のクオリティを劇場版でも鑑賞できます。

ただ、「わざわざ劇場で観る映画か?」「2時間ドラマで良いんでは?」という思い

もあるものの面白い作品であるのは確か。

芸達者な主要3人組以外に特筆すべきなのは木南晴夏の好演ぶり。本作では仲野太賀演じる韓国料理店店長の上司で韓国人と日本人のハーフのマネージャー。

「韓国人ですか?」と思えるほどの韓国語と外国人が日本語を話す時の何ともいえないイントネーション、間を本作では再現しており彼女を知らない人が観ると「韓国人女優が出演している」と思えるほどの演技力。以前から良い女優さんだと思いましたが、本作でも再確認することができました。

「次回に続く」的なエンディングでしたが、本作同様に「なぜ今頃?」という時期に

テレビ版を再開するような気がします。

改めて本作見ると今の人気俳優が数多く出演しており、当時のキャスティングの秀逸さがわかります。

 

映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』 (yutori-movie.jp)