以前テレフォンアポインターのバイトをしていた山田です。
このアルバイトは、10m四方位の部屋に30名程度のテレフォンアポインターが、「アウトバウンド」と呼ばれる電話配信(要は電話勧誘)を行います。
このバイト、なぜか私以外は全員20代の女性でした。
男性からは一見「とってもうらやましいバイト」と思うかもしれませんが、実際男女比が1:29だと隣の人と話すをするだけで、視線を感じて堅苦しい職場環境でした。
それ以上にきつかったのは、化粧品の匂い。初めの頃は、化粧品酔いしそうでした。
職場の男女の比率は、適正が望ましいと思います。
関西映画旅行3件目に向かった劇場は、『新世界国際劇場』
関西を代表する老舗の映画館です。
こんな劇場も珍しいと思いますが、お客さんは結構入っておりましたが女性0でした。
『パルシネマしんこうえん』のある「新開地駅」から、神戸高速鉄道・JR神戸線新快速に乗り継、大阪環状線「新今宮駅」到着は17:00
『新世界国際劇場』は、「通天閣」のすぐ脇。
「通天閣」が目印になるので、方向音痴の私にも分かりやすく助かります。
この「新世界」と呼ばれる通天閣周辺の街は、関西出身の女の子に聞くとあまり近寄らない街だとか。
「10年前に訪れた時、露天で靴片方だけが売られていた」なんて話を聞きました。
「新世界」という地名の由来は、明治36年に第5回内国勧業博覧会が開かれて、その跡地に通天閣を中心とした放射線状の道筋が出来ました。
この街は、「ヨーロッパ意識した今までにない街並み」ということで「新世界」と名付けられたようです。
ここには過去2回ほど訪れているのですが、私の出生地「浅草」に雰囲気が似ていることから私は好きな街です。
この新世界周辺には現在も、昭和の時代から続く劇場が複数点在しております。
写真は、通天閣すぐ脇の『新世界東映』
今回は時間の都合で、残念ながらスルーすることに。
『新世界国際劇場』到着は17:10
この劇場は、名画座と成人映画館2スクリーンの映画館。
劇場目の前は、多数の自転車で埋め尽くされてました。恐らく新世界周辺の住民の足なのでしょう。
前身は、『南陽演舞場』という舞台劇場で、1950年から映画館『新世界国際劇場』になりました。
この劇場今では、ほとんど無くなった平日のオールナイト上映を行っている映画館です。
「ここで、翌朝まで」とも考えたのですが、前日一睡もできなかったのでちょっとパス。
劇場脇の券売機でチケット1,000円を購入し場内へ。
入口自動ドアを入ると、受付のおじさんは寝てました(笑)
「途中からの入場は大丈夫ですか?」と伺うと
「・・・うちは問題ないから...」との返事。そして再び目をつぶる。
この時間の映画は、16:20上映開始の「ロボコップ」。
めったにしない途中入場での鑑賞です。
こちらが劇場ロビー。
自販機は飲み物の他、昭和時代のおつまみ自販機(ボタンを押すと回転してレバーを手前に引くタイプ)が現役として使われてました。
この劇場の特徴を表したようなプログラムがこのロビーには置かれてました。
それが...。
こちら。
手打ち文字だけのプログラムは、ポスターの裏紙。しかもポルノ映画の。
まぁ、分かれば良いので構いませんが...。
このようなプログラム、最近めったにお目にかかれない貴重なチラシです。
こちらが劇場内。3本立ての休憩時間の画像です。
白いカバーは、「大隅アパート」という宣伝の入ったビニールカバー。
昔の映画館では、このような宣伝入りカバーをよく見かけましたが、最近見なくなりましたね。
この劇場、入口のご主人ぽい人が言ってたように、途中の出入りは自由なので、やたらと上映中の出入りが多かったです。
それから、劇場内にも後から作られたであろう、喫煙所が。
上映中、こちらに入るお客さんも結構いました。
「そんなことを気にするようなお客さんは、この劇場に来る資格がないんだなぁ」
とだんだん思ってきました。
この劇場は場内2階建ての劇場。
この日のお客さんは年配の男性ばっかり4~50名。
30年前の劇場にタイムスリップした感覚を味わえる『新世界国際劇場』
レトロファンの方は、必見の劇場です。
【新世界国際劇場】
鑑賞日時:2014年8月6日17:10
鑑賞映画:「ロボコップ」
住所:大阪市浪速区恵比須東2-1-32
HP:http://www1.ocn.ne.jp/~skg1108/
料金:1,000円(各種割引あり)
スクリーン:2
上映形態:名画座 成人映画館
音響:DS
スクリーンサイズ:不明
座席数:292席
おすすめ度:☆☆☆