生まれも育ちも東京下町の山田です。
今回の映画館は、私がもっとも多く訪れた映画館『楽天地シネマズ錦糸町』。
自宅から近かったということもあるのですが、一番の理由は、た・だ・だ・か・ら。
この映画館「東京楽天地」という会社の運営で株主になると、株主優待券が送られてきます。
長年無料券を頂いてた結果、もっとも多く訪れた映画館となりました。
「四つ目通り」と「京葉道路(国道14号)」の交差点にある楽天地ビル内にあります。
この映画館の歴史も古く、開業は昭和12年。
江東劇場、本所映画劇場、リッツ劇場、キンゲキ(錦糸町劇場)、錦糸町スカラ座→錦糸町シネマ8楽天地
と名前を変えて、現在は『楽天地シネマズ錦糸町』。
『錦糸町シネマ8楽天地』に名称を変更したころは、確か4F、6F、8Fで映画館が8つと『キネカ錦糸町』という別経営のミニシアターが7Fに入っておりました。
現在は、4F、6Fの4スクリーンでの営業です。
同じ楽天地運営の映画館が、浅草にも『浅草東宝劇場』という老舗映画館もありました。
残念ながら、こちらの映画館は2006年2月に閉館。
私が最後に訪れたのは2005年1月の「ハウルの動く城」。
575席大型スクリーンの映画館で想い出も多い映画館でしたが、残念です。
『錦糸町シネマ8楽天地』から徒歩10分程度歩いたところにある『TOHOシネマズ錦糸町』(シネコン)も東京楽天地の経営です。
駅から近い利便性から高齢者を誘致しやすい為か、『TOHOシネマズ錦糸町』が出来てからの『錦糸町シネマ8楽天地』は比較的落ち着いた作品が多いようです。
『楽天地シネマズ錦糸町』で映画を見るのは久しぶり。
チケット売り場は、以前と変わらず1Fで、作品名を告げる。
今回鑑賞映画の、「永遠の0」はシネマ2での上映。エレベーターで6Fへ。
この映画館は1つのフロアに2つのスクリーン。
この売店でパンフレットとペットボトルのお茶を購入して場内へ。
最大は、隣のシネマ1で388席。
席は自由席の入れ替え制。
シネマ2は斜めの3本ラインが時間によって変色します。
シネマ2は、赤を基調とした劇場です。
この日は平日の昼間に来たのですが、お客さんは20名程度。
「永遠の0」は、小説で読んで涙を流した作品です。
ストーリーは、原作に比較的忠実に作られていましたが...。
ちょっと期待外れでした。
下町の映画館は、浅草・上野・三河島すべて無くなってしまいました。
最後の下町老舗映画館として、いつまでも上映を続けて頂きたいと思います。
【楽天地シネマズ錦糸町】
観賞
観賞映画:『永遠の0』
住所:東京都墨田区江東橋4-27-14 楽天地ビル
HP:http://www.rakutenchi.co.jp/cinema/rakutenchi/
オープン:1937年2月
料金:一般 1,800円(各種割引あり)
スクリーン:1
上映形態 :ロードショー
音響:DS/SR/SRD/DTS/SRD-EX
スクリーンサイズ:不明
座席数:165
お勧め度:☆☆☆