1/6(金)公開『ファミリア』
話す言葉の違いも、育った環境の違いをも超越した
「家族」という普遍的なテーマに挑んだ感動の物語
国籍、文化、境遇の違いを超えて“家族”を作ろうとする人々の姿を描く感動作。陶器職人の主人公・神谷誠治と、海外で活躍する彼の息子・学、そして主人公が知り合う在日ブラジル人青年・マルコスという、リアルな今を生きる3人の関係を軸に、「家族」という普遍的なテーマで物語が展開していく。主人公・神谷誠治を演じるのは日本を代表する名優、役所広司。焼き物を本格的に練習して撮影に臨んだ本作で、見事なろくろ捌きを披露。また、親の愛を知らずに育ち、不器用だが家族を深く愛する男の複雑な心情をまさに唯一無二の演技で表現！次世代をフォローしながら、次世代に継承していく無骨な男で存在感を発揮する。
CHECK！
多様性の時代を象徴するヒューマンドラマに
人気俳優、個性派キャスト、無名の若者達が集結！
息子の学には、NHK大河ドラマ「青天を衝け」で渋沢栄一を演じた人気実力を兼ね備えた吉沢亮。在日ブラジル人青年マルコスと、彼の恋人エリカ役に、在日ブラジル人のサガエルカスとワケドファジレを共にオーディションで大抜擢。さらに“サムライギタリスト”として世界的に知られるMIYAVIが、悲しみと狂気のコントラスト演技で強烈な印象を残し、佐藤浩市、松重豊、中原丈雄、室井滋らベテラン俳優が絶妙なアンサンブルを見せる。
TOPICS
日本で暮らすブラジル人に光を当てた本作で、メガホンをとったのは、『八日目の蟬』『ソロモンの偽証』の名匠・成島出。フィクションとノンフィクションの境界線上のリアリティーを鮮やかに描き出した。
STORY
陶器職人の神谷誠治は妻を早くに亡くし、山里で独り暮らし。アルジェリアに赴任中の一人息子の学が、難民出身のナディアと結婚し、彼女を連れて一時帰国した。結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言した学に反対する誠治。一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスは半グレに追われたときに助けてくれた誠治に亡き父の面影を重ね、焼き物の仕事に興味を持つ。そんなある日、アルジェリアに戻った学とナディアをある悲劇が襲い……。
●監督：成島出
●出演：役所広司、吉沢亮、サガエルカス、ワケドファジレ、中原丈雄、室井滋、アリまらい果、シマダアラン、スミダグスタボ、松重豊、MIYAVI、佐藤浩市…ほか
2023年1月6日(金)公開
上映劇場→ミッドランドスクエアシネマ、ミッドランドシネマ名古屋空港
(C)2022「ファミリア」製作委員会