武正晴監督 登壇!『銃2020』ミッドランドシネマ名古屋空港 舞台挨拶REPORT | MOVIE-STATION[ムビステ!]BLOG

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 愛知県出身の作家・中村文則のデビュー作「銃」(河出書房新社)の映画化で2018年に公開された『銃』(主演:村上虹郎)。その企画・製作をつとめる奥山和由プロデューサーの着想により、新たな視点で描かれた映画『銃2020』が2020年7月10日(金)よりミッドランドシネマ名古屋空港ほかで上映スタート!今回、『銃 2020』の公開を記念して、2日目の7/11(土)にミッドランドシネマ名古屋空港で、武正晴監督の凱旋舞台挨拶が行われた。ゲストが登壇する舞台挨拶は「緊急事態宣言」明け初めて。劇場スタッフが感染予防に細心の注意を払って実施した。

 

 

 

 

 

『銃 2020』凱旋舞台挨拶REPORT

 

 

 

武 正晴監督▶︎1967年生まれ、愛知県出身。短編映画『夏美のなつ いちばんきれいな夕日』(06)の後、『ボーイ・ミーツ・プサン』(07)で長編映画デビュー。『カフェ代官山~Sweet Boys~』(08)、『カフェ代官山 II ~夢の続き~』(08)、『花婿は18歳』(09)、『カフェ・ソウル』(09)、『EDEN』(12)、『モンゴル野球青春記』(13)、『イン・ザ・ヒーロー』(14)、『百円の恋』(14)、『リングサイド・ストーリー』(17)、『嘘八百』(18)、『きばいやんせ!私』(19)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)など。

『百円の恋』では、日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞受賞により話題を集め、第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品としてもエントリーされるなど大きな反響を呼んだ。昨年は、総監督を務めたNetflixオリジナル『全裸監督』がブームとなり、『全裸監督2』への期待が寄せられている。今年は、ほかに『ホテルローヤル』、『アンダードッグ』が公開予定。

 

銃2020
2020年7月10日(金)よりミッドランドシネマ名古屋空港ほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

「昨日、私は拳銃を拾った。こんなに奇麗で、不機嫌そうなものを、私は他に知らない」。深夜、東子(日南響子)は自分の後をつけてくる不穏なストーカー・富田(加藤雅也)から逃れるため、薄暗い雑居ビルに入る。流れ続ける水の音が気になり、トイレに入ると辺りは血に染まり、洗面台の水の中に拳銃が落ちていた。拳銃を拾った東子は、電気が止められ、ゴミに溢れた部屋に一人戻る。拳銃を確認すると、中には弾丸が四つ入っていた。
 自分を毛嫌いし、死んだ弟を溺愛し続ける母・瑞穂(友近)を精神科に見舞った後、東子はこの銃が誰のものだったのかが気になり、再び雑居ビルに行く。そこで見かけた不審な男・和成(佐藤浩市)の後をつけるが、逆に東子は和成に捕まってしまう。
 事件が不意に起きる。隣の住人の親子がある男を殺害する。「早く撃ちたいよね。……これでいい?」東子は埋めるのを手伝った後、その死体に向かって拳銃を撃つ。
 だが拳銃の行方を探す刑事(吹越満)に、東子は追い詰められることになる。「また来る」刑事は去っていくが、何かがおかしい。銃そのものに魅了された東子はさらに事件の真相に巻き込まれ、自らもその渦の中に入っていこうとする。東子の「過去」が暴発する。そして……。(ストーリー文・中村文則)

CAST
日南響子 加藤雅也 友近 吹越満 佐藤浩市

STAFF&DATA
企画・製作:奥山和由  原案:中村文則  監督:武正晴  脚本:中村文則・武正晴
製作:吉本興業 企画:チームオクヤマ 制作プロダクション:エクセリング   

配給・宣伝:KATSU-do  

 

 

(C)吉本興業