カラオケ行こ! | よかろうもんのエンタメ雑記

よかろうもんのエンタメ雑記

ブログの説明を入力します。

どうも、福岡のおっさんです(^^ゞ

1月に観たいと思っておった映画作品の1つ、

映画「カラオケ行こ!」を昨夜鑑賞してきたので、今回はその感想をば♂

 

 

感想を語る前に、まずは一言...

紅だぁぁぁぁああああああああ!!!!!

 

はい<笑>、では以下、感想です。

出会いは土砂降りの雨の日、とある合唱コンクール会場。

ヤクザは親父の誕生日に毎回開催される地獄のカラオケ大会について悩んでいた。

というのも、親父はタトゥーの彫り師に憧れとるようで、カラオケ大会で最下位になった組員を練習台に、

子供の落書きみたいなタトゥーを彫るとですよ<キティちゃんは笑いました>。

 

んで、これまで最下位を独走してた主人公の兄貴が、近所の音楽教室に通い始めたのを知って、失意のなか彷徨っているのが先述の土砂降りの雨の日なわけです。

だもんで、主人公のヤクザ・狂児にとって、不意に耳に届いてきた合唱コンクールの歌声、とくにもう一人の主人公の中学生・聡実<さとみ>くんの歌声は、まさに福音となったわけです。

 

かくして、ヤクザと中学生のカラオケを舞台にした歌唱練習が始まるわけですが、聡実くんにも“声変わり”にともなう悩みがあっって、、、。てな感じですね。

お互いの、いわゆる“普通”に対する感覚も、生きて来た年数も、大きくかけ離れた二人の間で、歌を通じて育まれていく友情。何か、良かったですb カラオケの練習中に聡実くんから容赦なく飛ばされるダメ出し、それを受けブチ切れる狂児の仲間のヤクザ、その後ビビった聡実くんが土下座して謝ろうとしてからの、ブチ切れたヤクザが放つ「男が簡単に頭下げたらあかん!!」←おっさん的に良かったb

 

狂児との交流のなかで、愛について考える聡実くんが、晩飯時に母親が焼き鮭の皮を父親に渡すのを目にして、愛は与えるものという意味を理解するシーン«この時のお父さんの表情すき笑»、狂児の声質に合った曲を数曲選んであげたのに、狂児はその聡実くんセレクトの曲を一曲歌ったあと絶対「紅」を挿むシーンとか、声だして笑ったシーンもけっこうありましたばいね(^▽^)/

 

舞台は関西かと思われますが、紅の冒頭の英語の歌詞を、狂児のために聡実くんが関西弁で和訳するとですが、この和訳された歌詞が関西弁の力もあり、ええ感じなんですよね、ラストに呟かれる時に威力をまた発揮するとよね~、やっぱ関西弁+哀愁は最強の組み合わせばいね笑

 

合唱部の先生が、大会で1位になれなかった理由を生徒に問い詰められ、「愛」と答えるとですが、終盤に聡実くんが狂児に代わり「紅」を熱唱するシーン、、、それまでの技術的なことを教えてきたカラオケでのシーンがあるからこそ、それらを無視して感情を爆発させて熱唱する聡実くんの姿が、物語を、そして紅という曲を、より感動的なものに昇華させるとですよ(´;ω;`)ウゥゥ

 

てことで、おっさん的評価は★★★★☆星4つ!! 観終わったらカラオケに行きたくなる、秀作でしたばいb

エンドロールで流れる合唱版「紅」↓も素晴らしいとです♪