さて、敦煌②から続きます。
北京から30数時間の列車の旅を経て、やっと敦煌へ降り立ったのは午前4時頃だったと思います。
もちろん、そんな時間にタクシーや公共交通機関なんてなく、白タクしかないわけです。
複数の白タクの運ちゃんから、面相が良いのを探し、市街地までの料金を交渉して、乗せてもらうわけです。
初めての土地で、周りも薄暗く、白タク。
私は疲れ以上に警戒心が高まっていましたが、相方はというと、私の隣でグースカ寝とる
(彼女は昔から、いつでもどこでも寝るのです)
長い道のりを、一人ずっと景色を眺めていました。
ゴビ砂漠。
どこまでも続く、地平線。
暗闇と朝焼けの間に光る、三日月。
相方よ、寝たらあかんで。
この景色はみんと。
本当に感動しました。
20年経っても、その景色は脳裏に焼き付いているんです。
もう生では一生見られないだろうな・・・。
そんなこんなで、朝、市街地に到着。
ホテルは現地調達だったと思いますが、、
私たちが行った時期は、オフシーズンだったため、安宿にありがちなトラブルに見舞われました。