この最終日のメインは、当然11Rの決勝戦でした。
私の読みは、地元二弾駆け成立。
一番人気だっただけに、殆ど方は、桐山選手か林選手の優勝と観ていたでしょう。
初手も読み通りの、天田選手の前受けで、真ん中深谷選手で、地元勢の後攻めで。
赤板から松坂選手が上昇し、深谷選手を外から抱きに行きました。
ここまで良いです。
しかし、抱きすぎたのと、天田選手を無警戒で、抑えるのが遅かったですね。
打力を付けて一気に行くなら別ですが、前から三番手で、並走なら、相手型が事故点付くのを嫌うくらいな位置から抑えないと。
云わば、それが地元で決める為の安全策です。
確かに、天田選手のイン粘りは無警戒だったでしょう。
それをすれば、誰がどう見ても、深谷選手の優勝で。
では天田選手のレース後のコメントと言うと「前を取って、あとは流れで走ろうと思っていました。引けないと思って粘ったんですが、色気を出して3番手を狙ったらタイミングが合わずに踏み遅れてしまいました」
これを解釈すれば、松阪選手の抑えるのが遅かったと言う事ですね。
勝った深谷選手は強かったのですが、これも自ら言う展開が向いただけです。
これは深谷選手でなくても、捲り展開なので。
つまり、松阪選手や、天田選手が、輪界ナンバーワンの深谷選手相手に舐めたレースをしたと言う事になりますね。
私はこの番組なら、絶好調の深谷選手でも、3-8のスジを一点目には書けません。
今から考えても無理ですね。
まあ深谷選手からでも3=2でしょうね。
桐山選手の二日目優秀は、良い発進でしたがね。
松坂選手は色気出したとは思いませんが、これも生まれ持った性格でしょうか。
けど、深谷選手が前受けを取らなかったのは、深谷選手にすれば正解でしたね。
これが深谷選手の前受けならば、粘りはしないが、突っ張りが怖いので、もっと松坂選手も抑えるのに気を使ったか。
天田選手が、林選手と競りをしたのですから、これは考えられない結果でした。
簡単過ぎるレースは、客も、選手も同じで、案外こんな結末があるものですね。
知ってはいたのですが、反省ですね。
四日間通して、今後今年のイレブンの居ない競輪は、調子さえ良ければ、脚のある選手や、地元が勝ったりする事が増えると思います。
それも番組次第ではありますが、人気で決まるレースが多くなると思います。
私としては、名のある選手が沢山居て迷うより、解りやすい番組の方が買い易いですね。
そう実感して開催でした。
話は変わりますが、元けいりんマガジンの編集長、以前大変お世話なった、若生さんが、リンマガのFacebookにて、SS11の騒動を一からまとめていらっしゃいます。
https://ja-jp.facebook.com/KEIRIN.MAGAZINE
4月30日の記事です。
読みますと、やはり誰かがいて、殆どの選手が騙されたと思っていると。
競技に全く関係のない、道連れとなった選手は被害者と言う事ですね。
軽率だったので、責任がないとは思いませんが、もっと詳しくファンに対して言うべきですね。
じゃないと、処分が軽くなったりもしないし、もしそうなったとしても、また反対する者も居るので。
私個人的には、この騒動は、結果良かったと思います。
ここ数年、競輪はダレていたので。
これで残された選手もチャンスが増えたし、休んでいる選手も、今まで以上に強くなる選手もいるはずで。
あの感動したと言う名古屋ダービー決勝は、この騒動があったからです。
無ければただのダービー決勝、何どもあんな番組は飽きる程見てきたので。
とにかく、関わる者全てが、客が望む競輪を作り、そうすれば、自らにも見返りがあると思い行動して欲しいですね。
では、続いて明日からの松阪記念のブログをアップします。