先日ある高名なATの方とお話させていただく機会があった。
競技中に着用するシューズの重要性についてご指摘いただくことができた。
よく思うのだが、
腰椎•骨盤•股関節複合体•胸椎の機能を向上せずして足部のみの機能をどうこうするのは木を見て森を見ず、ではなかろうか。
根本解決のないまま一日のうちの三時間しか履かないクツに少々細工をしたところで、なににもならない。
私は臨床では、不可逆的な変形が進行してしまい、徒手療法、運動療法では解決が困難だと考えられた場合に初めてインソールの使用を考える。
アスリートや痛みを抱える人々は常にストレスに晒され、藁にも縋る心理状況に陥っていることが多い。
そうした中でインソールやシューズを変えることで全て問題解決になるという論理は、根本から目を背けさせることにならないのか。
真に追求すべき身体機能の向上という大前提を貶めはしないか。
なんて、少し熱くなってしまうがインソールやシューズ云々を否定するつもりは全くない。良いものを使う方が良いに決まっている。
問題になるのはその捉え方•使い方•伝え方。
何に対しても言えることですが…