この本を書いている間、私は何度も泣いた。
あのときの痛み。
あのときの絶望。
誰にも言えなかった本音。
そして、終わらせたかったあの日。
でも、体は「ダメ」と言って、私を抱きとめてくれた。
そのとき、私は“知らない自分”がいると知った。
そして今、私はその“知らなかった自分”と一緒に、生きている。
それは、特別な力があるからではない。
私は、ただ気づいただけだった。
体はずっと、そこにいてくれていたこと。
ずっと、私を守ってくれていたこと。
そして、宇宙とつながって、未来の“確信”さえ抱えていてくれたこと。
それらすべてが、私という“存在”を、丸ごと抱いていてくれたのだ。
もし今、あなたが、どこにも行き場のない気持ちを抱えているなら。
もし、自分の声が届かない世界にいるように感じているなら。
どうか、思い出してほしい。
あなたの体は、ずっと、あなたと一緒にいる。
何も言わなくても、何もできなくても、 あなたを守るように、静かにそこにある。
体の奥には、まだ出会っていない“あなた”がいる。 金色の光になって、あなたの胸の奥で、 「ここにいるよ」と、小さく息をしている。
その光と出会えたとき、あなたの世界は変わりはじめる。
傷も、痛みも、後悔も、全部抱えたままでもいい。
そのままで、あなたの光は、ちゃんとあなたとともにある。
私は、その光と今、一緒に歩いている。
そして、きっとこの本を手に取った“あなた”も、 もうその道の上に立っている。
この道を歩くすべての人へ。
どうか、その体と、そして光と、これからも一緒に歩いてください。
あなたは、あなたのままで、もうすでに奇跡です。
小さなことば
この本は、私と私の体とが、再び出会った記録です。 でもそれは、あなただけの記録にもなりうると信じています。
もしこのページに、何かほんの少しでも感じるものがあったのなら、 その感覚を、どうか大切にしてください。
体の奥にいる“あなた”が、 その光で世界を照らし始めることを、私は信じています。