こんにちは、まっこ龍です。

今日は、私の魂の記録でもある本
『絶望の淵で出会った私という奇跡』の
プロローグから第2章途中までを無料でお届けします。

🔸この本は――
わたしが“絶望の淵”にいた頃から、光と出会い、
魂がふたたび立ち上がっていくまでの“いのちの軌跡”です。

👼 今回公開する章:
・プロローグ:呼び声
・第1章:「終わらせたかった日」と、胸の奥の金色の光
・第2章:体との対話が始まった日(抜粋)

🌟この本、先日Amazonで「1冊売れてる!」って気づいたとき、
思わず涙が出そうになりました。
誰かに届いた――そう思ったからです。

……でもね。
あとでふと思い出したんです。

「もしかして、買ったの、私……?」

(※真相は謎のままです。笑)

でもそれでもいいんです。
私自身が、“もう一度この本を手に取った”ということ。
それもまた、魂が選んだ行動だったと思うから。

🗣️音声で聴きたい方はこちら(※明日配信予定)
→ スタエフにて、プロローグ朗読予定です!

📄PDFでじっくり読みたい方はこちら:
→(※アップ後リンク記載予定)

🌈Instagramでは印象的な言葉や写真も投稿中:
→ @makiko_ishikawa

この記録が、あなたの内なる光を思い出す
きっかけになりますように。

まっこ龍

🕊️《プロローグ:龍がやってきた夜》

あの夜のことは、今でもはっきり覚えている。
何かを考えていたわけでもなく、ぼんやりしていたような時間。
気づけば、目の前に鳥居が見えていた。
ぼんやりとした暗がりの中に、その鳥居だけがすっと浮かんでいて、
次の瞬間、そこから金色の龍が飛び出してきた。
 
まっすぐに私の方へ向かってきたその龍は、
何のためらいもなく、私の中に入ってきた。
こわいとは思わなかった。
むしろ、ずっと待っていたものが、ようやく来てくれたような気がした。
 
それが、すべての始まりだった。
そして私は、この出来事をきっかけに、
自分の中にずっと眠っていた力と向き合うことになる。
 
これから語るのは、
ただの不思議な話でもなければ、
ただの回復の物語でもない。
 
私という人間が、
たくさんの絶望を通って、
それでも、もう一度自分の魂の道を歩き始めた話。
 
生きていても、生きている気がしなかった日々。
誰かを信じたいのに、何も信じられなかった時期。
それでも私は、
少しずつ、自分を取り戻していった。
 
この物語は、私のものだけれど、
読んでくれるあなたの心にも、きっと重なる何かがあると思う。
だから私は、今、ここから書き始める。

🌀《第1章:がんばるしか知らなかった私》

私はいつも、がんばってきた。
 
がんばることが当たり前で、
がんばらないと、私は価値がないと思っていた。
 
何かに追い立てられるように、
気づけばいつも、誰かのために動いていた。
自分がどうしたいかより、
どうすれば求められるか、役に立てるか、
そんなことばかり考えていた。
 
心を閉ざしていたわけじゃない。
でも、気づいたら、
誰にも本当の自分を見せていなかった。
 
私の中には、ずっとある思いがあった。
「誰も助けてくれない」
だから私は、
「がんばらないといけない」
そうやって、ここまで生きてきた。
 
子どものころの私は、
自分がどこか“余分な存在”のように感じていた。
親は忙しかったし、
愛情がなかったわけではないけれど、
私が何かを頑張っても、
それを「すごいね」と言ってもらえた記憶がほとんどない。
 
自分の気持ちを話すよりも、
空気を読むこと。
まわりに合わせること。
怒らせないようにすること。
それが、生き延びるための方法だった。
 
だから私は、
誰かに頼られることで自分の存在価値を確かめていた。
何かを背負っているときだけ、
「私はここにいていい」と思えた。
 
でもそれは、
いつの間にか私をすり減らしていった。
 
まわりから見れば、
私は「しっかりしてる人」だったと思う。
「なんでもできる人」だとも言われた。
 
でも、本当はずっと、
「助けてほしい」って思ってた。
「ひとりにしないで」って、叫びたかった。
 
そんな自分の気持ちに、
私は、気づかないふりをしてきた。
 
誰にも言えなかった。
言えば、嫌われる気がした。
重いって思われる気がした。
そして何より、
自分自身が、その声を聞くのが怖かった。
 
でも、この章を書いている今、私はようやく、
あの頃の自分に向き合えている。
 
ずっと、がんばってきたね。
ほんとうは、ずっと泣きたかったよね。
 
あの時の私に、今こうして言葉をかけてあげたい。
「もう、がんばらなくていいんだよ」って。

💫《第2章:静かに壊れた心の扉》

彼と別れたあの日、私は静かに壊れた。
 
35年もの長い年月を共にしてきた。言葉にしなくても分かり合える、そんな時間をたくさん過ごしてきた。だけど、最後の最後に彼は、何も言わずに私の前から姿を消した。
 
あの日、何か特別な前兆があったわけではない。ただ、気がつけばもう彼はいなかった。携帯を開いても既読にはならず、電話も通じない。理由を聞くことも、気持ちを確かめることもできなかった。
 
「黙って消えたこと」と「私にはどうにもできない事態」が、私には何よりもつらかった。
 
私という存在が、最初からいなかったように扱われたような気がして。
まるで、私が彼の人生にとって、ただの通りすがりの風だったみたいに思えた。
 
彼を責めた。
「35年も一緒にいて、それはないじゃない!」
「私の人生を、なんと思ってたのよ!」
 
責めることで、私はなんとか自分を保っていた。
責めなければ、すべてが崩れてしまう気がしていた。
 
そうしないと、心の穴をふさぐものが何もなかったから。
 
「騙されていたんだ」と思うようにした。
「私は都合のいい女だっただけなんだ」と、言い聞かせた。
 
でも、それはただの自分を守るための方便でしかなかった。
 
心は空洞だった。
涙が出るというよりも、
何も感じられない、冷たい風が吹いているような感覚。
 
怒りや悲しみという感情すら、うまく湧いてこなかった。
そのかわりに、胸の奥にずっと残っていたのは、
「私って……そんなにどうでもいい存在だったんだろうか?」という思いだった。
 
拒絶されることは痛い。死ぬほど痛い。
でも、「存在しなかったかのように」扱われることは、
痛みを通り越して、自分の輪郭が消えるような感覚になる。
 
それでも、私は倒れなかった。
というよりも、倒れることすらできなかった。
自分を責め、彼を責め、何が正しくて何が間違っているのかもわからないまま、
私は日々を過ごした。
 
だけど、その静かな混乱の中で、
なぜか少しずつ、彼のことではなく「自分の過去」が思い出されるようになってきた。
 
彼が消えたことで空いた心のスペースに、
これまでの人生が静かに流れ込んできた。
 
あのときの自分。
あの言葉を飲み込んだ夜。
あの笑顔の裏で、泣いていた私。
 
彼を責める気持ちは、やがて少しずつ、自分自身との対話に変わっていった。
 
私は、何に傷ついていたんだろう。
彼に「去られたこと」だけじゃなかった。
 
もっとずっと昔から、私はずっと「見捨てられる怖さ」を抱えていたことが、ふっと浮かんできた。
 
そう気づいたとき、
彼との35年の終わりは、
私が本当の自分に向き合うための、大きな扉だったのかもしれないと思った。
 
そして私は、静かに過去と向き合い始めた。
その痛みが、どこから来たものなのかを、ひとつひとつ、
見つめ直そうとしていた。

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📖続きはKindle本にて
🗣️朗読は明日スタエフで配信予定!

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