偏頭痛が頻繁に?ストレスと自律神経の影響
「最近、偏頭痛の頻度が増えてきているんですよ。」
そう話してくれたのは、40代女性のAさん。
よくお話を伺うと、どうやら職場での人間関係にかなりのストレスを感じているとのこと。
その分、仕事量も激増してしるそう。![]()
まだお子さんも小さく、なかなかケアに行く時間はとれないですが、保育園のお迎えと寝かしつけは旦那さんの担当する日ということで、ケアに来ることができた!とのことでした。
Aさんは、元々偏頭痛はあったそうですが、ここ最近はその頻度が増しているとのこと。
やはり、そこに過剰なストレスが加わると、体はどうしても悲鳴を上げてしまいますよね。
偏頭痛の原因—ストレスと体の反応
偏頭痛にはさまざまな原因がありますが、
Aさんの今回の場合は、
ストレスによるホルモンバランスの乱れと、
筋肉の過緊張による血流不足で緊張型頭痛のミックスのような感じでした。
偏頭痛は肩や首のマッサージをしたり体を温めたりすると余計にひどくなります。![]()
私も偏頭痛が時々ありましたが、とにかく光も辛いので真っ暗なところで静かに寝ているのが一番でした。
ちなみにAさんは薬を処方してもらっているそうです。
Aさんのその日の状態は、偏頭痛は出ていなかったのと、マッサージをすると楽になるとのことだったのです。
特に、肩首周りの筋肉が非常に硬く、背骨の肩甲骨の内側あたりにも強い硬さが感じられました。
この部分の背中の筋肉の緊張は、内臓体性反射として、循環器や呼吸器からの影響も考えられるそうです。
その結果、自律神経にも悪影響を与え、呼吸が浅くなったり血流が悪くなり、偏頭痛が引き起こされているのかも。
施術内容とその効果
そこで、Aさんには筋肉の緊張が緩むように全身を施術。
特に、肩甲骨周りや肩首の緊張を解消することに重点を置きました。
その後、ヘッドマッサージで神経を「オフ」にする施術を行い、
ストレスを軽減させ、脳の緊張を和らげました。
これにより、血行が改善され、頭痛が緩和できるようにサポートしてみました。
セルフケア—簡単な呼吸法
さらに、Aさんにはセルフケアとして、2分間の呼吸法をお伝えしました。
実践していただいたのは、次の呼吸法です:
-
鼻から5秒息を吸って
-
口から10秒息を吐く
これを8回繰り返すことで、脳に余白を作り、心身の緊張をほぐす効果があります。
Aさんにも施術の最後に行ってもらいました。
「緩んだ感じがする〜」と喜んでいました。
2分間呼吸法は、いつやっても良いですが、
色々とその人間関係のことをを考えちゃって眠れなくなったり、眠りが浅くなってしまうとことだったので、
まずは寝る前に取り組んでいただくことをお勧めしました。
ストレスマネジメントと自律神経ケア
Aさんはまだ40代前半ですが、これからもストレスマネジメントと自律神経ケアを意識して、
体調を整えていくことが大切です。
日々の小さなケアが、健康な体を作る第一歩。
今から取り組んでいけば、偏頭痛の予防にもつながりますよ♪
偏頭痛は、ストレスや自律神経の乱れが大きな原因となることがあります。
体調に合わせたケアを続け、心と体のバランスを整えていきましょうね。![]()
