
むくみと貧血についてのお話です。
急に暑くなった2日前、電車を下りると、目の前のホームに女性が倒れていました。
まわりには、数人の人がいて、すでに駅員さんを呼びにいっていました。
女性は『大丈夫ですか?』と声をかけられると、目を少しあけてうなずくけれど、また目を閉じてしまう。
横には大きくて重そうな鞄が。
顔は真っ白です。
おそらく貧血か熱中症かな。
貧血の傾向として、『むくみ』の症状もあるのです。
【*足がむくみやすい原因は貧血かも!?】
貧血によるむくみの場合、足がむくむ事が多いそうです。
血液の中の赤血球にヘモグロビン(鉄分)が酸素と結びついて、全身に酸素を運んでくれます。
ヘモグロビンがないと、酸素も行き渡らなくなり、『酸欠』状態になって。老廃物などは停滞してしまいがち。
栄養を取り入れて、不要なものを排泄する新陳代謝が滞り、むくんでしまうのです。
特に末端である足がむくみやすいというわけです。
【*女性の貧血のほとんどは鉄欠乏性貧血】
女性の貧血は、生理などで出血をすることから、このヘモグロビンが減ってしまう鉄欠乏性貧血が多いのです。
生理前のむくみとは違って、生理中(2日目)とかに、手とか足とか末端がむくむ事はないですか?
デトックスではないけれど、出血で排出しているのに、なんでむくむんだろう?って思っていましたが、
ヘモグロビン不足になっているのですね。
それに生理中の頭痛も貧血によることも考えられますね。
酸欠で、頭に血液がいきずらくなって頭痛。
【*鉄分とビタミンCトタンパク質をとろう】
鉄分の摂取を増やすというのはシンプルな解決法です。
ヘモグロビンもタンパク質で出来ているので、肉類、魚類、大豆製品や乳製品から、タンパク質の補給も大切です。
鉄分は、動物性と植物性だと、断然動物性のものが吸収が良いのです。
レバー、赤身の肉とか、カツオ、貝類、高野豆腐とか。
植物性は、ひじきなどの海藻類、小松菜、ほうれん草などなど。
レバーはね、私はとっても苦手です。
食感がどうしても苦手。
調理法によっては、食べられるけれど、やっぱり苦手。
なので、違う食材で意識してとるしかないですね。
鉄分は、ビタミンCと一緒にとるとさらに吸収が良いそうです。
生野菜やくだものととれるように料理を工夫すればできますね。
【*鉄剤をのむ】
まずは食生活からの改善。
場合によってはサプリで補給。
ただ、お医者様で一度血液の状態をみてもらってから処方してもらった方が良いですね。
自己流でサプリを取っていると、鉄分の過剰摂取にもなりかねないしね。
大きな子宮筋腫を持っていた、元同僚は、かなりの貧血でお医者さまに処方してもらって、鉄剤を飲んだら、こーんなに体が楽だとは思わなかった~というぐらい、体のしんどさがなくなったそうです。
鉄分が枯渇している場合は、鉄剤で補給ですね。
まず、足がむくみやすい方、食生活をちょっと意識してみましょ♬
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