っていうタイトルの、藤沢周平の本があるんです。
偶然古本屋にあったから買った本なのですが、まさか酒田の本間家が出てくるとは思わなかった!
酒田市は特別有名な観光地ではありませんが、春には屋台のとにかく並ぶ祭りがあって、子供の頃大好きでした。
長い商店街を、人ごみに流されながら歩いていくのが楽しかった!
道がだんだんと坂道に変わっていって、頂上には日和山(ひよりやま)公園と言う、和船の浮かぶ池のある広い公園に出ます。
何祭りと言うのか全く知りませんでしたが、今さらさがしてみると、名前は”山王祭”、なんと1609年から休まず行われていると言うので、びっくりした!
別の場所には山居倉庫、雛人形の展示、舞妓さんの芸を見れる場所や料亭もあって、普段全くといっていいほど人はいないのに、不思議と寂れていない素敵な町です。
・・・・と言うのは、私が感じた印象。
実際行ってみたら、がっかり、なんて嫌なので、興味のある肩は公式の観光サイトへどうぞ!
→酒田さんぽ
京都みたいなところを想像されると、たぶんがっかりします。
その本間家ですが、”本間様には及びもないが せめてなりたや殿様に”といわれたくらいの大地主。
藩主酒井家よりもはるかに金持ちで、藩主に壱万両(今の20億?)の貸付は日常茶飯事。
その上水野忠邦政策の国替えから酒井家を救うためには、30万両(600億!?)も貸し、戊辰戦争では5万両、明治政府には70万両、っていう、一体どれだけ金持ちなんだ・・・・!!
ただの金持ちではなく、数度の飢饉のあったときには、そのつど蔵の米を出して領民を救ったらしい。
更に他藩にまで米を回すほどの貯えが!
江戸時代には百姓身分だけど、もとは上杉謙信の家臣で、景勝の代で離れたそうです。
やっぱり日本史楽しいなぁ。
今やらなきゃいけないのは、音楽史を学ぶことですが(;-_-)
音楽家の歴史と言うと、変人かうつ病との戦いと言うイメージがあります←
ブログタイトルの”義民が駆ける”は、まだ22pしか読んでません\(^o^)/