作られた近藤先生は「普段から言葉に身ぶりや手ぶりをつけるだけでもお互いの理解は深まる。また高齢化社会が進む今、高齢者向けのサインがあると、耳が遠くなり声が聞きづらくなった人でも目で言葉を確認することができるのでコミュニケーションもスムーズに行え、また失語症や認知症の人の中には、言葉は話せなくてもサインなら気持ちを伝えることができる人もいるというところから、『シニアサイン』を考えられました」
介護で使うと、介護する側とされる側が共通のサインとして使うことによって、介護される方が自分の気持ちが伝わるという心の安心にもつながります。
また、「シニアサイン」は高齢者の方に教え込むものではなく、高齢者の方とお話しする時に身振り手振りをつけて話しことによって、高齢者の方とコミュニケーションをしやすくするものなので、教え込むものではないです。サインを使ってお話しをしていく中で高齢者の方が自然と覚えてサインを使って下さいます。
★体験談★
ご主人の耳が聞こえにくくなり、シニアサインを使われているご夫婦の話しです「サインを使うことで、今まで大声で怒鳴りあっていたのがなくなり、表情は柔らかくなって、夫婦円満に・・・」。また用件が通じるだけでなく「ありがとう」「ごくろうさん」「がんばって」という言葉かけ(もちろんサインで)ができるようになったので、お互いの気持ちが優しくなったとのことでした。
シニアサインを使って頂くと、耳が聞こえにくくなって来たから、声で伝えることが出来なくなって来たら、認知症になったからと人とのコミュニケーションをあきらめるのではなくて、簡単なサインや身振りを取り入れるとコミュニケーション豊かな生活が送れるということに気づいてもらえると思います。